セキュリティワイヤーを噛みちぎった女
本日、待ちに待ったiphone15シリーズが発売開始されたが、競争の激化、原材料の高騰や生産・流通の混乱、さらに円安が追い討ちをかけ、販売価格は高騰する一方だ。なかなか手が届かない高級品ともなったiphoneだが、それでも根強い人気を誇っているのは言うまでもない。
しかし、今月、中国南東部の福建省にあるアップルストアで驚くような事件が起きた。
店内に設置されている防犯カメラには一人の女が映っているが、彼女はMacBookを見て、その後、iPhoneモデルを見ていたのだが、何やらあたりをキョロキョロと見渡し不審な動きを見せている。
すると、突然、盗難防止のためにiphone14 plusをつないでいたセキュリティワイヤーを手でちぎろうと引っ張っりはじめたのだ。しかし、頑丈なワイヤーはそんなに簡単に切れるものではない。すると、今度はなんと歯で噛みちぎろうとした。そして、それに成功すると、戦利品を自分のバッグの中に入れて、そそくさと店を後にしたのである。
iphoneが高すぎて買えなかった
このとき、アップルストアのアラームが鳴ったにもかかわらず、店員らは盗難が起きたとは思ってなかったようで、その後、商品がなくなっていることに気付き、カメラの映像を確認して事件が発覚したという。事件後、30分ほどで警察が女の身柄を確保したが、女は「最近、携帯電話を紛失して新しいものを購入しようと思ったが、高すぎて窃盗を思いついた」と話している。
この映像がSNSで拡散されると「彼女はiphoneのワイヤーよりも先に、監視カメラのワイヤーを噛みちぎるべきだったね」「担当歯医者は自分の仕事を誇らしく思うはず」「iphoneが高いのならもっと安いスマホはたくさんある」「小さなハサミをバッグに忍ばせることはできなかったのかな」などと、様々なコメントが寄せられることとなった。女は、その後拘留され捜査を受けているというが、まさかセキュリティワイヤーを歯で噛みちぎられるなんて、店側は想像すらしていなかったことだろう。