愛した妻は男だった!
今月、インドネシアでは結婚したばかりの26歳の男性から妻に関する通報が寄せられたという。その内容とは、12日前に結婚したばかりの妻が、実は男だったというのだ。
男性によると、妻とはインターネットを通して知り合ったという。二人は意気投合し、実際に会うことになったというが、彼女の姿を見て男性はひと目で恋に落ちた。そして、何度か会った後に勇気を振り絞ってデートに誘い、ついには結婚することとなったという。
妻はいつもベールやヒジャブで顔を隠そうとしたが、男性はその内気な性格にさらに惹かれた。また、妻は母親を亡くしており、父親や結婚式に招待するような親しい家族もいないことから、結婚や正式な登録を拒み続けていたという。結局、二人は男性の故郷で簡単な手続きのみ済ませたが、結婚後も妻は顔を隠し、また村の家族や友人らとの付き合いなども拒み続けた。
新妻のその様子にさすがに不信感を抱いた男性が家族に相談し調査を進めると、実は妻の父親が健在であることを突き止めたという。そして、その父親が新妻の正体を男だと明かしたのだ。
警察関係者によると、女装をしていたその男は男性から金銭を奪うことが目的だったと自供しているというが、刑法第378条により起訴され、最高4年の懲役刑に処される可能性があるという。男性は見事な女装にすっかりと騙されてしまったわけだが、警察犯罪捜査班の班長は「男は化粧をすると本当の女性のように見え、声も少し小さくて女性のようでした」と語っているとのことだ。