インドの『パーン』に革命!火をつけたまま口にいれるだと?!
『パーン』とは、キンマといわれるコショウ科の葉っぱにさまざまなスパイスを包んで食べるもので、カレーを食べた後などにマウスウォッシュ代わりに噛んだり、噛みタバコとして楽しむ嗜好品である。
そんなパーンをさらにスパイシーに味わうため、なんと火をつけたまま口に入れる『ファイアーパーン』が流行しているというのだ!
↓ファイアーパーンを口に入れる瞬間の動画
燃え盛るパーンを口の中にパーン!!!!
ちょっとのけぞるくらいの勢いで押し込まれている。押し込まれた後の若干イラっとしてるような表情が気になる。
途中でハフっとすることから多少なりとも口の中が熱いのは確からしい。
↓この動画のようにトッピングにホットソースをかけるとよりホットなファイアーパーンが楽しめる。
撮影者の女性も思わず「あっらー」と声が出てしまっている。
燃え盛るパーンをいきなり口に入れてやけどしないのか気になるが、今のところやけどや痛みを感じた人は出ていないのでとりあえず一安心。
ただ、火をつけることでパーンの風味がよくなるかというとそうでもなさそうで、むしろ火への恐怖心が勝るのか「味が分からない」という人もいる(笑)
このファイアーパーンは味うんぬんより、思い出作りの一環といえよう。SNSにアップすれば話題性は抜群に違いない!
インドではめちゃくちゃポピュラーなパーン
日本ではまったく親しみのないパーンだが、インドではパーンワーラーと呼ばれるパーンとタバコを買える店がそこかしこにある。甘いパーンや苦みの強いパーンがあるので好みに合わせてカスタム可能。
ちなみにパーンはビンロウジという実を刻んで入れると『噛みタバコ』にもなる。ビンロウジは中毒性があるのと口腔ガンの要因になるらしく、そのせいでインド人には口腔ガンがめちゃめちゃ多い。恐るべし、パーン。
とはいえ、ファイアーパーンは人生で一度は経験してみたいものだ。
インドに行く機会があれば、是非とびっきりホットなファイアーパーンに挑戦してみよう!