バルーンアートといえば皆さんはどんなものを思い浮かべるだろうか?筆者の私は、遊園地などでよくもらえるトイプードルが真っ先に思い浮かんだ。しかし、最新のバルーンアートはそんなレベルではなかった。とにかくその写真を見ていただこう。
これがバルーンアート!?
本当にバルーンアートなの!?プラスチックで作られたフラミンゴの人形にしか見えない!!ていうかバルーンアートってこんなに複数の色で作るものだっけ!?しかもこんなに細かく作りこむことができるとは…
この作品を作ったのは松本壮由(まつもとまさよし)という日本人のバルーンアーティスト。その技術の高さからTVをはじめとしたメディアで取り上げられることも少なくない。しかも彼が注目されているのは日本だけではない。
New Balloon Sculptures Depicting Animals and Insects by Masayoshi Matsumoto https://t.co/b4P9zj450J pic.twitter.com/pVj1CR2xJM
— Colossal (@Colossal) 2017年5月30日
このように、海外のニュースサイトなどでも何度も取り上げられるほどの人気ぶりである。
それでは、以下で彼の作品を紹介していこう。
スズメバチ
こちらはスズメバチのバルーンアート。かなりリアルに作りこまれている。
芋虫
こちらもかなり精巧に再現された芋虫。リアルすぎてちょっと気持ち悪いかも…
実は、「リアルすぎる虫」シリーズはもっとある。
ムカデ
ムカデなので当然といえば当然なのだが足が多い…
カブトムシの幼虫
ああ…これはもう…風船の光沢がカブトムシの幼虫独特のつやを表現している。色々な意味ですごい。
しかし、彼の作品は動物だけではない。
フェニックス
おお~かっこいい!こちらは架空の生き物であるフェニックス。小学生にはうれしい作品であることは間違いない。これを遊園地でもらえた日にはずっとその日は手に持ち続けているだろう。
香炉
お香を入れておくための器である、香炉なども風船で作ってしまう。うーん、全て風船で作られているらしいが、器本体の丸みなどはどうやって表現しているのだろうか?
カブトムシの幼虫からフェニックスまで、実に幅広く作品を手がけている。バルーンアートも極めると立派な芸術作品になるようだ。その技術とセンスに脱帽するばかりである。
これらの作品は彼の生まれ持った才能と努力の賜物だろう。これからも世界で注目されるようなアートを作り続けて欲しい。