度胸試しにもってこいの『バンジージャンプ』。人生で一度は経験してみたいと思っていたが、このニュースを知り、海外で挑戦するのはやめておこうと肝に銘じた。
言葉の聞き間違いで起きた、悲劇的な事故、、、
2015年、スペインのカンタブリアで、オランダ人の少女(当時17歳)がアドベンチャーツアー中のバンジージャンプで死亡。当時は安全装置の不備による事故だったと説明されていた。
(※この写真はイメージです)
しかし現在行われている裁判で、実はインストラクターの英語が下手すぎたせいで起きた『伝達ミスによる事故』だったのではないかと言われているのだ。
事故前、少女はすでに安全装置を身に着けていたが、橋にはまだロープが固定されておらず、飛べる準備は整っていなかった。
しかし、インストラクターがつたない英語で発した『NO JUMP(飛ぶな)』の一言が、少女には『NOW JUMP(今飛べ)』に聞こえてしまったため、少女は固定されないまま、飛び出してしまったのではないかというのだ。
事実、裁判官たちは「インストラクターの英語スキルや、発音がひどすぎる」と述べている。本当にインストラクターの英語力のせいで起こってしまった事故だとすれば、悲劇としかいいようがない。
また、スペインの規制によれば、事故現場はバンジージャンプが許可されている場所ではなかったというのも大きな問題となっている。全てがそうではないが、このあたりのずさんさな運営は海外ならではといったところではないだろうか。
不幸な出来事により命を失ってしまった少女が安らかに眠ってくれていることを祈る。
英語力に不安がある人は同じような事故に巻き込まれないように注意
筆者は英語が得意ではないので、海外に行けばつたない英語で話し、聞くことになる。気づかぬまま誤解が生じ、このような事故に巻き込まれる可能性を否定できないことを思うと、海外で命をかけるようなアドベンチャーには参加できないな、、、と改めて思うのである。
また、たとえ英語が得意であっても、今回のように母国語が英語ではないインストラクターに案内してもらうとなれば、聞きなおしたり再確認することを心がけるべきかもしれない。
参照元:METRO