【忘れ形見】3年前に殉職した夫の精子で赤ちゃんを出産した女性が話題に!

テクノロジー

2年半前に亡くなった夫の子どもを出産!

ニューヨーク市警察で職務を全うしていた、リウ・ウェンジャン刑事が、事件に巻き込まれ、殉職してしまったのは2014年12月20日のことだった。妻のサニーさんは一人残され、未亡人となってしまった。

しかし、妻・サニーさんが2017年7月25日、リウ刑事の子どもを出産したというハッピーなニュースが舞い込んできたのだ!

NYPD ANGEL
Sanny Liu, the widow of Detective First Grade WenJian Liu, gave birth to a beautiful baby girl, named…

NYPDさんの投稿 2017年7月26日

いや、しかし、なぜ2年半前に亡くなっている男性の子どもを産めたのだろうか?そこにはリウ刑事が亡くなったときに、サニーさんが取った行動が関係していた。

亡くなる前に保存していた精子で体外受精が成功!

彼が病院に運ばれたとき、担当医師はサニーさんに『精子を保存しておきますか?』と尋ねた。彼女の答えはもちろん『お願いします』。

彼女は将来的に彼との間に子どもをもうけることを望んでいたし、彼が死んでしまっても彼への愛情は変わらないと確信していたのだろう。また、不思議なことに、リウ刑事が亡くなった日の夜、サニーさんは彼が女の子の赤ちゃんを抱いている夢を見たという。

そして彼女は昨年末に体外受精により、リウ刑事の子どもを授かり、無事に第一子を出産。しかも、夢で見たとおり、女の子だったのだ!

彼女が見た夢は、リウ刑事からのメッセージだったのだろうか…?

なにはともあれ、いまこうして彼女は赤ちゃんを通じて、亡き夫を感じることができる。ママとパパを繋ぐ天使のような赤ちゃんは『アンジェリーナ』と名づけられた。

サニーさんはアンジェリーナが大きくなったら、『あなたのパパは偉大だったのよ。そしてニューヨーク市警は今も私たちのファミリーよ。』と伝えたいと語る。その想いはアンジェリーナちゃんにもきっと伝わることだろう。

亡くなってから約3年経っても、こうして命を育むことができる現代の科学もあっぱれであると感心する筆者なのであった。

参照元:Facebook

あなたにおすすめ

記者紹介記者一覧

難しいほうの峯

強烈なほどボディコンに憧れをもつ平成生まれ女。苗字をスムーズに読み書きしてもらえたことがないストレスフルな人生を楽しむほどのポジティヴさが売り。遠慮せず喜怒哀楽をありのままに表現しすぎるのが玉に瑕。

この人が書いた記事記事一覧