最も有名な世界遺産といっても過言ではないギザのピラミッド。
高さ138m、およそ30階建てのビルに相当するほどの高さを誇るこの巨大な建造物には、多くの謎がある。
ピラミッドの謎
誰が、何のために、どうやって作ったのか。
これまでの研究では古代の王が自分の墓として農民に建設させたという説が一般的となっている。しかし、「どうやって作ったのか」については多くの学説があり、専門家でも意見が分かれている。
1つあたり2.5tもある石を800km近く運ぶ必要があったのである。人が1つ1つ運んでいたのでは何十年、何百年、もしかしたら1000年以上かかるかもしれない。
しかし、そんな謎がついに解き明かされるときが来たのである!!
謎の解明
まじか~!子どもの頃に、世界ふしぎ発見でピラミッドが取り上げられる度に食い入るように見ていた筆者としては非常に興味深い…!ようやくピラミッドの謎が解き明かされるのか!?
今回明らかになったこと、それは…
ピラミッドを建設するための石は、特別な水路を使って、ボートで運搬されたということである!
最近発見された水路、儀式用の船、そして古代の巻物からこのことが明らかになった。発見された巻物を書いたのは、当時40人程度の労働者のチームを率いていたリーダーのような人物と考えられている。
こちらが発見された巻物である。
彼の記録によると、各地の採石場から港まで、木製の船でナイル川や水路を渡って材料となる石を運んでいたそうだ。
これまで、どこで石が調達されていたかということはわかっていたが、それをどうやって運んでいたかということについては意見が分かれていた。今回の発見でその方法が明らかになり、ピラミッドの謎の解明に大きく前進したといえるだろう。
ピラミッドの全貌が明らかになる日は近いのかもしれない。でも謎が謎でなくなってしまうのは少し残念なような気がする…のは筆者だけだろうか。
ちなみに、この発見を報じたのはイギリスのドキュメンタリー番組。
こちらがその予告編。これだけでもちょっとわくわくする。
参照元:Daily Mail、MIRROR、YOUTUBE