チョコレート屋オーナーになった女性に起きた人生の変化
イギリスに住むFlo Broughton(フロー・ブロートン)という女性がいる。彼女は現在二児の母をしながら、チョコレート屋を父と経営している。チョコレート屋の名前は「Choc on Choc(チョコ・オン・チョコ)」。イギリスのバースに店舗をかまえる人気のチョコレート屋だ。彼女と父親により2003年に創設された。
彼女は昔から友人に贈るために趣味でよくチョコを作っていた。友人や家族に趣味を仕事にしたら?と何度も説得された結果、13年前にチョコ・オン・チョコを経営することになったのだ。父の力を借り、他にないアイデアでたくさんチョコを作った。
彼らは目も口もこえたバイヤーがたくさん集まるお菓子の祭典に参加し、夜通しチョコレートを作り続けた。バイヤーの反応は良く、祭典終了後にはいくつかのショップから多くの発注が相次いだ。その結果、彼女と父は急いでチョコを作る機材を準備し、新しく獲得した顧客に満足してもらうためさらにオリジナリティー溢れ、美しくユニークなデザインのチョコを作りつづけることになったのだ。
“Constant innovation is important for us, we still have some of our very first designs on offer but we recognise that people want to give gifts that are a little bit different”.
私たちにとって重要なのは革新を続けること。最初にデザインしたチョコもまだいくつか取り扱っているけど、お客様は少しでも前と違うものを贈りたいと思っているはずだから。
チョコ・オン・チョコは軌道にのって30人の従業員を雇い、年間60トンものチョコを販売するようになった現在も進化を辞めようとはしない。それこそが流行の秘訣ではないだろうか。
子どもができたことでもっと頑張れるようになったフロー
彼女は現在二人の子どもがいる。現在6歳になる長男チャーリーを妊娠したとき、彼女は毎日12時間もチョコレートを作っていた。チャーリーを無事出産してからはスタッフとより効率的に働けるようになったようだ。
彼女は子育てを家族に任せたり、ときにはベビーシッターにお願いしながらも、いままでよりもっとスマートに働くことを学んだ。たくさん働き、必死に経営してきたからこそ、いまの成功と効率のいい働き方を学べたのだという。
たくさん働き、成功を勝ち取ったフローは、いまでは日本円にして年商1億円以上稼いでいる。子ども二人を抱えながら従業員の生活や会社の経営を抱えるのは並大抵のことではないが、仕事も子どもも、どちらもが彼女の生きがいであり、パワーの源となった結果ではないだろうか。今後も人が喜ぶ素敵なチョコを作りつつ、子どもたちにもたくさん愛情を注ぎ続けてほしいと願うのであった。
チョコ・オン・チョコはまだ日本に上陸していない
まだ日本にチョコ・オン・チョコの商品は上陸していないが、これだけ可愛くて美味しいと評判のチョコレートが上陸したら話題になること間違いなしだろう。いつかいろんな思いが詰まったこのチョコを食べてみたいと願う私であった。