【皆既月食】1月31日の夜!赤銅色の満月が全国で観察できるチャンス!!詳しい人にも聞いてみたぞ!

自然

1月31日は皆既月食

しかも、天気にさえ恵まれれば、日本全国で観察が可能という事だ!

月食とは、月が地球の影に入って、赤黒く見える現象のことだ。この色のことを赤銅色(しゃくどういろ)と言う。

月が地球の影に入るにつれ、赤銅色が月を侵食していくのだ!

ざっくり今回の皆既月食のデータを書いてみるぞ。

・部分月食~皆既食~部分食のトータル時間:約3時間23分
・皆既食時間:約1時間17分
・食の最大時刻:22時29.8分
・開始時刻:1月31日 20時48分
・終了時刻:2月1日 0時11分
・観測できる方角:南東~南にかけて月が移動

今回の皆既月食は、3年ぶりなのだが、前回よりも皆既食の時間が大幅に長い!

前回2015年の皆既食時間がたったの12分だったのに対し、今回は約77分もあるのだ!

さて、edamae.編集部の近くには大阪市立科学館があるので、今回の皆既月食について、お話を伺ってきたぞ!

大阪市立科学館の方に今回の皆既月食について聞いてみた!

今回お話を伺ったのは、学芸員の飯山青海さん!

「今回の皆既月食について、皆既食(月が完全に地球の影に入る状態)の時間が長いということなんですが、どうでしょう?」
「そうですね。比較的長いと言えますね。今回1時間強は皆既食になりますから、観測はゆっくりできます。というか、ちょっと暇かも?って思うかもしれません。」
「暇!笑」
「過去には、1時間45分くらいの皆既食がありましたから、めちゃくちゃ長いってわけではないですね。」

(※2000年の皆既月食が1時間47分であった。)

「そんなに長い時があったんですね!赤銅色に変化していくのは、はっきりとわかるんですか?」
「月の黄色の部分と赤銅色の境界線は、曖昧なんですよ。だから、今、始まった!っていうのははっきりわからない。気が付いたら、あれ?いつの間にか赤い色に見えるな、と思う感じです。」
「そうなんですね。肉眼でも十分見えますか?」

「皆既になった時に色が変わるのは、肉眼で十分です。また、月が欠けて形が変わっていくのも、肉眼でも十分わかります。三日月と満月が違うのだって、肉眼でみなさん分かりますよね。」

「ああ、なるほど!でも、電気屋さんに行くと、天体観測コーナーにずらーっと望遠鏡やら双眼鏡やらがたくさんあって、迷ってしまうんですが、今回もし双眼鏡を使うとしたらどんなのがいいですか?」
「もちろん、倍率が高い方が大きく見えるんですが、倍率が高くなるほど手ブレします。あと、見える範囲が狭くなるので、双眼鏡を向けたつもりでも、月が見つからずに探し回る羽目になります。」
「それ経験あります笑!どこどこ?ってなります。」
「ですから、あまり触ったことのない方は、低い倍率のものでいいのではないでしょうか?肉眼が1倍なら、2倍でもその分見えますから。」
「ちなみに、月が地球の影に入ってしまうのに、月はなぜ真っ黒には見えないんでしょうか?」
「それは地球の空気のせいですね。太陽からの光で赤色が一番遠くまで届くんですよ。」
「夕日が赤いのと一緒の原理ですね!」
「そうです。それで、光が地球の空気に当たって、赤色だけが残って地球の空を赤く染めます。その赤く染まった地球の大気が、月を照らす。月食の時に、もし月側から地球を見ることができるなら、まるで日食みたいに黒い地球の周りが赤い光のリングで覆われている状態を見ることができるはずです。理論上は。見たことはありませんが笑」
「それで赤色の光りが月に届いて、赤銅色(しゃくどういろ)に見えるんですね!」
「でも、月が赤銅色に変わるのって、見たことある人は少ないと思うんですよ。僕らみたいに星が好きな人間は、見たことある人多いんですが笑。」
「僕も見たことないです。そう考えるとレアですよね。」

「ですから、この機会に是非見てもらいたいですね。寒いですから、あったかくして。」

 
 

皆既月食の現象自体は、そこまで珍しくはないのだが、日本で、皆既食の時間が長いものとなると、やはり珍しいことがわかったぞ!

天気予報ではくもりの場所が多そうだが、雲の切れ間があれば観察できるという事だ!防寒具を用意して観察にそなえよう!

 
 
飯山さんには、今回の皆既月食が海外で「スーパー・ブルー・ブラッド・ムーン」と呼ばれていることに関してもお聞きしたぞ。⇒【衝撃の事実】スーパー・ブルー・ブラッド・ムーンの正体とは!?詳しい人に聞いてみたぞ!

取材協力:大阪市立科学館
撮影:edamame.編集部

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福井よしお

1977年生まれ。魚をキレイに食べます。趣味は育毛。ばかばかしいニュースから、為になるニュースまで、基本軽いタッチでお届け致します。

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