目指せ一攫千金!金銀財宝ゲットだぜ!!
宝探しというのは、いつの時代も私たちをワクワクさせる。そんな、「海賊王に、俺はなる!!」で有名なあのマンガと同じようなことが、遂に現実でも起こってしまった!
なんと、アメリカの大富豪が山のどこかに二億円相当の財宝を隠したのである!!
このイベントを起こしたのは、アメリカの古美術商フォレスト・フェン氏(87)。
彼はこの度、1609キロからなるロッキー山脈のどこかに2億円相当の宝が入った箱を隠したことを、ビジネスインサイダーやABCニュースと言った大手メディアで発表した。
その箱の大きさは、わずか25センチ四方。ロマネスク様式のデザインの木箱の中身は、宝石、金貨、タマゴほどの大きさもある金塊、自伝の写本、ヒスイでできた彫刻などなど。この世の価値あるものがぎっしり詰まった、世界最強の宝箱である。
財宝を隠したフェン氏は、アメリカでは非常に名高い古美術商。独学で骨董を学んだ身でありながらも目利きとして名をはせ、わずか10年で世界に名だたる大富豪となったという人物だ。
今回のイベントを起こしたのは、フェン氏が1988年にガンの診断を受けたことがきっかけだった。
当初、宝を詰めた箱を抱いて山の中で息を引き取る予定だったというが、ガンを克服することができ中止となり宝箱は金庫で保管することに。
やがて20年後の2010年、遺産整理を兼ねてこの宝箱を取り出したというが・・・ある理由から、ロッキー山脈に隠そうと思いついたのだという。
フェン氏は現在、インスタグラムにてヒントとなる詩と地図を公開している。
この話題は早速SNS界隈で話題となり、すで35万人もの探索者がロッキー山脈で宝探しを行っているのだそうだ。
また、レディットなどのウェブサイトなども駆使されており、「80歳のおじいさんが登れる場所は?」といった情報交換が頻繁に行われている。こちらも既に登録者も7000人に上っているとのこと。
しかし中には欲に目をくらませた人間もおり、手掛かりを求める問い合わせが数千件を超えているほか、フェン氏の自宅に押し入り「宝の場所をこたえなければ殺す」と脅してきた人物も現れている。なるほど、かなり物騒な奴もいるもんだ。
これを受け、自身のYoutubeチャンネルにて毎週ひとつだけヒントを公開しているとのこと。
希望を与えるために
・・・しかし、なぜこんな人々をワクワクさせるようなことを始めたのだろうか!?
フェン氏は大手メディアにて、財宝を隠した理由についてこのように語っている。
たくさんの人が仕事を失っており、ニュースには絶望がかかれている。私はただ、人々に希望を与えたいと思ったのです。
世界情勢は日々不安定になっていっており、ニュースを見るたびに私たちの心にはどんよりと暗い影が落とされる。
だが、今回のロマンあふれるフェン氏のイベントによって、多くの人が夢をもたらされているに違いない!みなさんも退屈な日常を捨て去って、ピュアな心で宝探しの旅に出てみてはいかがだろうか!
トレジャーハンターに、俺はなる!!!(ドン!!)