記念の一枚、パンダとセルフィー!!!
モフモフした毛並みを持ち、白と黒のグラデーションの、愛くるしい動物、パンダ。子供からお年寄りまでみんな大好き。パンダが嫌いな人には、生まれてこのかた出会ったことがない。
パンダとは正式には、ジャイアントパンダとレッサーパンダの総称だが、日本でパンダといえば、みな思い浮かべるのは白黒のジャイアントパンダだろう。
日本でパンダに会うことのできる動物園は、東京の上野動物園・兵庫の神戸市立王子動物園・和歌山のアドベンチャーワールドの3つのみ。このレアさ加減から人気が出ているのかもしれない。
私(Haru)は、兵庫県神戸市で生まれ、身近にパンダがいる環境で育った。そのため小さいころ、パンダは日本中どこの動物園にもいるものだと思っていた。パンダ好きには怒られそうである。
日本に野生のパンダはおらず、生息地は中国大陸。そのため、日本にいるパンダはほとんど全て中国生まれ。
そんなパンダ王国の中国に、驚きのサービスを行っている施設があった。なんとそこでは、パンダと一緒に写真を撮ることができるのだ。
パンダを保護するための施設、ボランティアでふれあうことも
We so hope the panda was holding the selfie stick https://t.co/r8eLjBAyGm pic.twitter.com/FgoSjKOuCT
— The Sun (@TheSun) 2017年1月17日
写真の女性は飼育員ではなく、普通の旅行者。そしてパンダも本物。かぶりものでも、合成でもない。信じられない…
彼女は本当にパンダとセルフィーを撮っている。日本では触ることはおろか、見ることすら難しいパンダの隣に、どうして座ることができたのだろうか。
パンダの隣に座り、ツーショットを撮ることのできるこの施設は、中国四川省成都の都江堰(とこうえん)市にある都江堰パンダ保護公園。パンダを絶滅させないように、保護・研究するための施設だ。
dujiangyan panda base
@ https://t.co/1JZmMnp72Y pic.twitter.com/OgMm3wS8AK— WestChinaGo (@westchinago) 2016年7月29日
この施設では、パンダの飼育のボランティアを経験することができる。パンダのいる囲いの掃除や、食事のお世話などを、パンダに接しながら体験できる。パンダとふれあえるボランティアなんて、うらやましい限りだ。
Giant #Panda #Volunteer Program at #Dujiangyan Panda Base from Chengduhttps://t.co/sbB4BJX7Oq pic.twitter.com/x4hTqnPORa
— 3rdpole Tour (@3rdpoletour) 2016年10月31日
そしてパンダとのツーショット!
では、どうすれば彼女のようにパンダとのツーショットを撮ることが可能なのか。
Melhor selfie: Panda se senta em poltrona e posa para foto com turista. https://t.co/RONwnzjHhB [@BlogPageNFound] pic.twitter.com/Ecsbq7jb9A
— Jornal O Globo (@JornalOGlobo) 2017年1月16日
この施設は寄付も募っている。実は、寄付をすることこそ、パンダと写真を撮る条件だ。寄付をすれば、パンダとふれあい放題なんて、パンダ好きは泣いて喜びそう。パンダと写真が撮れるのは、1日20人限定。
Selfie-taking panda certainly knows how to grin and bear it https://t.co/KXf1c8AlI5 pic.twitter.com/tfAP0T1UuC
— Mirror Weird News (@MirrorWeirdNews) 2017年1月15日
ちなみに寄付の金額は、1800元。日本円にすると、約3万円!結構高いのね…値段が決められているなら、寄付というより、撮影料といったほうが正しい気がする。
お金を払ってでも撮りたい!!
パンダと写真が撮れるなんて、日本で生活していれば夢にも思わない。さすがは中国、といったところだ。
海外では大勢のメディアがこのニュースを報じており、この施設の知名度はうなぎのぼり。3万円払ったとしても、パンダとのツーショットは誰にでも自慢できる、記念の一枚になるだろう。
パンダとのセルフィーは、中国旅行の新たな選択肢に加えられたような気がする。中国に行く機会があれば、足を運んでみてはいかがだろう。