「まだ子どもの大型犬だと思っていました」そう語るのは中国・雲南省に住むスー・ユンさんだ。
2年前、スーさんは犬を飼うことにした。チベタン・マスティフという大型犬だと思ってその犬を飼っていたのだが、どうも様子がおかしい。
1日で箱いっぱいの果物とバケツ2杯分の麺を食べるほどの異常な食欲を見せ、そしてみるみるうちに大きくなっていった。
それもそのはず、なんとスーさんが飼っていたのは犬ではなく、クマだったのだ!!
犬って聞いてたのに…
成長するにつれて、だんだん犬とは思えない見た目になっていた。なぜならクマだから。
体重は100kgを越えた。なぜならクマだから。
二足歩行も始めた。なぜならクマだから。
さすがに怖くなったスーさん。警察に通報し、飼っていたクマを雲南省の野生動物保護センターに引き取ってもらうこととなった。
でも人になつくクマもいるし、もしかしたらそのまま飼い続ける事もできたんじゃない?と思った筆者。
でも実際のクマを見てみると…
すみませんでしたあああ!ぜっっったいムリです!!めっちゃでかい!!
保護対象の動物
そもそも中国では、違法な狩猟によってクマの数が激減しており、現在クマは保護の対象らしい。何にしろ、飼い続けるのは難しかったようだ。
保護対象の動物を飼っていたスーさんだが、刑罰が下されることはない見通しだ。まあ犬だと思っていたわけだしね…
偶然ではあるが、密猟の危険から救われたクマ。これからも幸せに暮らして欲しい。
参照元:YOUTUBE、INDEPENDENT、RT