性差別的表現へのバッシングは、年々厳しくなっている。
近年、日本でもオムツや化粧品、ビールなど、多くのCMが「炎上」してしまっている。
お隣の中国でも、「美人募集」といった求人広告が女性蔑視であると批判され、企業は謝罪した。
あなたはこれらの「炎上」を行き過ぎだと捉えるだろうか。
「美人募集」で炎上!
中国の大手IT企業が、女性の求人には「見た目が整っていること」などと表記していた。これを国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)が指摘し、該当企業は謝罪したのだ。
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指摘を受けた企業は、「中国のAmazon」と呼ばれるアジアNo.1企業のアリババや、スマホやタブレットで有名なファーウェイ、スマホ向けキーボードアプリ「Simeji」で知られるバイドゥなど、そうそうたる顔ぶれ。
アリババは、女性社員の求人で「アリババ・ビューティ」「女神」などの表現を繰り返し行っていた。
BBCの取材に対し、アリババは「我が社は創業者も女性だし、管理職の3分の1も女性。決して女性差別的ではありません」としながらも「今後はさらにコンプライアンスを遵守したい」と述べた。
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私(高勢)個人の意見としては、「美人/イケメンが職場にいると頑張れる」という気持ちを抱くことは罪ではないと思う。しかし求人広告に載せるなど言語道断である。
女性も男性も、異性を楽しませるための道具ではないし、そもそも職場では仕事のできる人を採用すべきである。
人の振り見て我が振り直せ、先進国である日本も、国際社会から笑われることがないようにしたいものだ。
厳しすぎると感じる人もいるかもしれないが、みなさんはどうおもわれるだろうか。
参照元:BBC