事故ったのに平然としているおじいちゃん・・・
車は一歩間違えれば殺人の道具にもなりかねない。
運転手や周囲の安全のために、日本では高齢者の免許の返納が呼びかけられているが、警察庁のアンケートによると、自主返納した高齢ドライバーの数はわずか39%にとどまっているという。
返納をためらう理由も「生活が不便になる」などといった納得できるものばかりで、強く責めるのも気が引ける。
・・・だが先日アメリカで、「もう二度と運転するな!!」とブチ切れたくなるほどのデンジャラスなじいさんが登場した。
なんと、80歳の男性が魚屋に突っ込んだ後、悠長に髪を切りに行っていたのである!!
事故が起こったのは、5月23日水曜日。アメリカ・イリノイ州ナイルズにある魚屋に、黒い乗用車が正面から衝突した。
窓ガラスと壁は粉々になり大惨事になっているが、幸いにもけが人はいなかったという。警察が通報を受け駆けつけると、犯人の男は逃走しており、車はもぬけの殻だった。
しかし、周辺の捜索を続けていったところ・・・なんと徒歩で数分の床屋で髪を切っているところが発見されたのだ!!
事情聴取をすると、「ヘアカットを予約していたから忘れないように行きたかった」と話していたとのこと。
床屋のスタッフもその大きな音を聞いていたそうだが、彼は事故を起こしたとは思えないほどの落ち着きを見せていたという。
更に、警察が床屋で髪を切っている男に「この辺で高齢者が歩いているのを見なかったか」と聞くと「見てませんよ」と答えていたそうだ。なぜなら、その男自身が車の主だったからである。
警官は髪が切り終わるのを待って、一緒に現場に立ち寄ったところ「あぁ!あれは私の車ですよ。事故を起こしてしまったんです。警察のみなさん、私を探してたんですね」と平然と言ってのけたという。
その後の調べによると原因は、よくあるアクセルとブレーキの踏み間違いだったとみられている。
・・・・事故を起こしたおじいさんから、反省する態度が全く感じられないのは、筆者だけではないだろう。このおじいさんは今後運転は遠慮してほしいものだ・・・。