【おめでとう】介助犬が空港で産気づいちゃった!⇒お客さんの協力のもと無事8匹が誕生!

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ワンコのファミリーを利用客みんなでお祝い

身ごもっている女性は通常飛行機に乗ることは難しいが、ターキッシュ航空で出産したママのように、様々な偶然が重なって驚くべき場所で出産してしまうこともある。

それは人間と生活を共にしている、介助犬も一緒なようだ。

5月25日朝、アメリカ・フロリダ州にあるタンパ国際空港にて、ダイアン・ヴァン=アッターさんは娘さんと共にオスとメスの介助犬を連れ、国内線の搭乗を待っていたという。

しかし、お腹に赤ちゃんを身ごもっていたメスのエリーさん(2歳)が、搭乗のアナウンスがされた直後、コンコースの前で突然産気づいてしまったのしまったのである。

ダイアンさんとその娘さんは犬が妊娠していることは知っていたようだが、臨月であることは知らなかったそう。

When Eleanor Rigby, or Ellie, went into labor at Airside F, it caused quite a stir.

Tampa International Airportさんの投稿 2018年5月25日(金)

やむを得ず乗る予定だった飛行機を見送り、すぐさま空港のスタッフに状況を伝えると、タンパ消防署の医療チームが出産に駆けつけた。

空港の利用者はスマートフォンを片手にその出産の様子をかたずをのんで見守っていたという。

Tampa International Airportさんの投稿 2018年5月25日(金)

そして3時間後、7匹のオスの赤ちゃんと、1匹のメスの赤ちゃんを無事出産!

周りで見ていた旅行客からは大きな拍手が上がり、可愛いワンちゃんたちの出産を一斉に祝う光景が広がったという。

父親は一緒に連れていた、オスのゴールデンナゲットくん。大仕事を終えて疲れているエリーさんを横目に、とんでもなく嬉しそうな顔をしている。

Proud papa Nugget standing by.

Tampa International Airportさんの投稿 2018年5月25日(金)

ただし、航空会社の輸送規定上、仔犬は生後8か月以上ではないと乗ることができないという。

そのため、目的地であったペンシルベニア州フィラデルフィアまでは車で向かうことにし、10匹のワンちゃんたちと揃って家に帰るつもりだという。

16時間以上もかかる長い道のりだが、ワンちゃんたちも安心して帰れることだろう。

タンパ国際空港は、公式フェイスブックで「ワンちゃんたち、お誕生日おめでとう!」と祝福のコメントを寄せている。

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「おめでとう!」といった称賛のコメントが多かった一方、「臨月を知らなかったって無責任だよ!」「妊娠してても介助してたのか、かわいそう・・・」といった飼い主を批判するコメントは少なくなかったという。

母体と赤ちゃんの安全のためにも、健康状態は万全にしてから飛行機に乗ってほしいものだ。ともかく、元気にワンちゃんたちが生まれて何よりである。

 

参照元:Twitter

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