「市の管理に問題あった」アート作品を壊した子供の母親、1400万円請求されるも支払いを拒否し非難が集中!

事件

子どもは風の子という言葉があるように、子どもは大人に比べて元気だ。外を走り回るのは当たり前、時にはお店の中でも走り回って、親に怒られることも。

しかし、そんな元気いっぱいの子どもの行動が悲惨な結果を招くこともあるようだ。

先日、アメリカで行われた結婚披露宴に親と一緒に参加した、5歳の男の子の行動が話題となっている。

やっちまった…

披露宴が行われたオーバーランドパーク市の施設の一角を、男の子は走り回っていた。しかし、彼はその場にあったある置き物に興味がわき…

続きはこちらの動画で確かめてほしい。

あちゃー…

賠償金額は…1460万円

男の子が興味を持ったのは台座の上にあったアート作品。彼はあろうことか、その作品を倒してしまった。作品はガラスと鏡で作られたものであり、修復できないほどの損傷を受けた。

作品の制作者である、ビル・ライオンズさんは賠償金を要求。元々、市に貸していたもので最終的には売りに出す予定だったが、それができなくなったからだ。作品の制作に2年以上の歳月を費やしており、賠償金額はおよそ1460万円だ。

これを受け、市は男の子の親に賠償金を請求した。親の監督が十分でなかったことが主な理由だ。実は先ほどの動画で、手前のソファーに座っていた1人の女性が、彼の母親であったのだ。

しかし、母親の言い分では、市にも責任があるという。「たくさんの人が出入りする中、作品はケースなどで囲われていませんでした。何かで固定されているということもありませんでした。」と母親は語る。「市も安全対策を怠っていました。」

市か母親か

ネット上では市と母親の言い分を巡って議論が勃発。「母親が男の子の行動にもっと見ておくべきだった」「走り回っている子どもに注意しないからだ」「でも子どもの行動をずっと見ておくのは不可能だろう」「作品に対する市の管理義務は?」など、多くの意見が寄せられた。

子どもが家の中で皿を割ってしまったということなら、親が叱って終わる話だが、今回はワケが違う。しかも1400万円の作品だ。う~ん、どっちが悪いと決めきることは難しそうだ。

賠償の行方は両者の保険会社に任せられる。裁判にまで発展するかも…?

なお男の子は顔などにいくつかの切り傷を負ったが、命に別状はなかったという。

参照元:YOUTUBEThe Kansas City StarDaily Mail

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akt

気軽に生きていたいけど、そうできないタイプの学生。最近の悩みは二日後に筋肉痛が来ること。

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