修理するレベルじゃないほどの瀕死っぷり
皆さんの中にも、日本の車検は「あまりにも高額だしめんどくさい!」とお考えの方はいらっしゃることだろう。だが今回の記事を見たら、その厳しい車検制度にも感謝したくなるに違いない。
車検がテキトーな国では、時折その甘さゆえにトンデモナイ車が走っていることがあるのだ。
7月13日夜、イングランド東部にあるノーフォークという街で、パトロール中の警官がある一台の車を見かけ衝撃を覚えた。(イギリスは厳しい方だというのに・・・)
その車というのがコチラだ!!
Yes this was driven on a road and yes he was sitting on a bucket and steering with a pair of mole grips. Driver will be reported for too many offences to mention! #KingsLynn #WestARV @RPFOUSgt #Unbelievable #1383/652 pic.twitter.com/2Sg8uYhtSt
— NS Roads Policing & Firearms Unit (@NSRoadsPolicing) 2018年7月13日
一見、盛大にどこかに衝突したような車に見えるだろうが、この状態で走っていたのである。
ナンバープレートがないどころか、バンパーやヘッドライトは跡形もなく消え去っており、後輪のタイヤは思いっきりパンクしている。
何処からどう見ても満身創痍で、どうやって走っているのか不思議に思えて仕方がないだろう。だが、驚くべきはここだけではない。
3枚目の写真には運転席が写っているが、我々が想像する座席というものは存在しない。
お尻を置く部分にはひしゃげたバケツが置いてあり、丸ごとなくなったハンドルの代わりには頼りないレンチが。ハンドルの形状がニュースタイルだ。
もちろん運転手は整備不良で罰則を食らったというが、「言及するには罪状が多すぎる!!」という苦いコメントと共に投稿されている。整備”不良”とかいう甘い言葉で片付けたくないレベルだ。
更にこのツイートを見たノーフォーク署の別の職員も、ツイッター上にて「ここまで不道徳な車は見たことがない」と話している。
運転手さんは事故った先で、「動くから」といった理由で気にせず帰ってきちゃったのだろうか・・・。こんな不安な車で公道を走ってほしくないものである。
参照元:Twitter