【何やってもいいよ】ドイツ交通局がつくった「鉄道マナーCM」の方向性が予想の斜め上だった・・・

おもしろ

電車内でのマナーといえば、あなたは何を思いつくだろう。

降りる人が先、化粧禁止、ベビーカーは畳む、足を広げて座るのはNGなど…まだまだ無数に挙げられる人も多いのでは。

そんななか、ベルリン市交通局 (BVG)の電車内のマナーに関するCMが話題を呼んでいる。日本人と同じく規律に厳しいといわれるドイツのことだから、めちゃくちゃ厳しめのCMなのだろうか?

早速ご覧いただこう。

動画はドイツ語(英語字幕付き)だが、英語とドイツ語がわからなくてもなんとなく理解できたのではないだろうか。

そう、ベルリン市交通局は寛大すぎる公共交通機関だったのだ!

なんくるないさ精神のベルリン市交通局

動画の中で連呼される「イスメーガン」(Is mir egal)とは「気にしないよ」の意味。

例え馬が乗っていても(乗車賃は払っているのだろうか?)、トランペットや大太鼓の演奏も、玉ねぎを切っていても(ベルリン市交通局は気にしなくても隣の乗客は気にするかもしれない)、なんくるないさの精神でスルーされる様子は見ていて笑えるし、どこかホッとする

最後の「ありのままのあなたを愛しています」というメッセージは、もはや公共交通機関のCMとは思えず、まるで婚約指輪のCMかなにかのようだ。

歌っているのはコピーライター

ちなみに歌っているカジム・アクボガ(Kazim Akboga)氏は本職のラッパーではなく、コピーライター。

トルコ系移民のアクボガ氏は動画の大ヒットを喜び、腕に「イスメーガン」(Is mir egal)のタトゥーもいれたそうだ。

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マナーを守ることはもちろん大事だが、ベルリン市交通局のように寛大な心を持つことも重要なのではないだろうか。

明日から電車内でちょっとイラッとくることがあっても、「イスメーガン」精神で乗り越えてみては?

参照元:You Tube

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高勢めぐみ

ソシャゲ全盛の現代において、コンシューマーゲームをこよなく愛する化石系主婦。しかしアクションゲームは苦手で、最初のクリボーで死ぬ。ちなみに香川と鹿児島のハーフ。

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