先日、一匹の小さな子リスがドイツの警察を騒がせ、話題となった。
こちらが実際の子リスの画像だ。しっぽを丸めてスヤスヤと眠る姿はキュートで、危険だとはとても思えないが…。
一体、この子リスが何をしでかしたというのだろうか?
長時間追いかけ回され…
8月9日、ドイツのカールスルーエ警察署に一本の緊急通報が入った。
その通報はなんと「子リスに追われてるんです、助けてください!」というものだった。
通報を受けた警察官が駆けつけたところ、子リスは通報者の男性を追いかけ回すのに疲れすぎて突然寝てしまったという。どこまでも自分勝手なリスである。
それと同時に、警察官は子リスに同情した。なぜならおそらく子リスは母親を失い、新しい保護者を求めていたのだ…。
カール・フリードリッヒと命名
警察の広報のクリスティーナ・クレンツ氏はこの事件に対し、「親を亡くしたリスが人間を追いかけ回すのは、よくあることです。その執着心は異様なほどで、追いかけるというよりむしろ常にお尻にくっついているという状況になることさえあります」と語っている。
はっきり言って想像するだけで笑えるシチュエーションだし、それと同時に「大の大人がそんなことで警察に通報すんなよ…」と呆れもするが、逆に考えれば大の大人が恐怖を覚えるほどの執念だったのだろう。
母親はおらず頼れるのはその男性だけという状況で、子リスとしても命がけのアタックだったに違いない。
猛アタックの甲斐あって(?)リスは「カール・フリードリッヒ」というめちゃくちゃカッコイイ名前を与えられ、警察のマスコットキャラクターになるかもしれないという。
これから子リスのカール・フリードリッヒがどうなるかは未定だが、願わくば母親のように信頼できる人と平和に暮らしてもらいたいものだ。
参照元:Facebook