思わずワクワクしちゃう事件
アーサー王伝説でアーサーがエクスカリバーを抜いたり、ゼルダの伝説でリンクがマスターソードを抜いたり・・・何かと物語には英雄といにしえの剣的なモノがたくさん出てくる。
先日、スウェーデンに住む女の子が、こんなわくわくしちゃうストーリーを実際に体験したらしい!
発見したのは、スウェーデン南部のヨンショーピング県にある別荘に休暇に来ていたとあるご家族。
娘のサーガ・バーネセックちゃん(8)が湖で遊んでいたところ、水の中に何やら棒のようなものを発見したという。
地元メディアの取材では、サーガちゃんはこのように語っている。
「一回手に取って戻そうとしたのですが、明らかに持ち手のようなものがついていました。ちょっとだけ先はとがっていて、完全に錆びています。
「お父さん、剣見つけた!」って言って見せたら、お父さんはすぐ走って見に来ました。」
その後一家は、近隣にあるヨンジョーピング・ランス美術館に鑑定を依頼。
結果、1000年から1500年前のバイキング時代のものであると断定されたという。主な判断材料となったのはデザインで、木やレザーでできた鞘におさめられていたことから年代を特定できたとのこと。
更に美術館がこの湖の周辺を探すと、ブローチが発見された。これも他の資料と照らし合わせた結果、バイキング時代のものと同年代のものであることが明らかになった。
なお、剣は美術館に寄贈され、展示されることになったという。
剣について世界的に報じられると、ネット民の間では「次のスウェーデンの女王だ・・・!」「ファンタジー小説の導入じゃん!」といったコメントが多く寄せられていた。
この出来事で、サーガちゃんは古いものが大好きになったという。もしかしたら、彼女は湖に沈むバイキングの魂に呼ばれたのかもしれない。