1914年7月28日から1918年11月11日にかけて、ドイツやオーストリアなどの連合国と、フランスやイギリス、ロシアなどの中央同盟国の戦闘により繰り広げられた第一次世界大戦。
7千万人以上の軍人が動員された史上最大の戦争のひとつであり、犠牲者を最も多く出した戦争としても知っている人は多いだろう。
曾祖父の命を守ったコイン
毎年11月11日は、そんな第一次世界大戦の休戦記念日として、各国では戦没兵士を追悼する日となっている。
そして昨日、休戦記念日にあわせ、オンライン画像共有サイトimgurに投稿されたコチラの写真が話題になっている。
The coins that saved my great-grandfather's life during World War 1
第一世界大戦中にひいおじいちゃんを守ってくれたコイン
投稿者Fadawahさんの曾祖父は、戦闘中にこれらのコインを胸のポケットに入れていたことによって、ドイツ軍の銃弾から身を守ることができたという。
君の家系の恩人だ
様々な思いの詰まった形見のコインとともに、曾祖父の写真や遺品であるメモなどを投稿したことで、ネット上では多くの反響をよぶことに。
▲写真右の矢印を押すと5枚の写真がみれます
「君の命の恩人でもあるね」「そのコイン大切にしてね」「同じようにコインに助けられた人知ってるよ」と、多くの人はコインが曾祖父だけではなくその後に続くすべての家族たちを救ったことに触れている。
また、ベルギーの通貨であったことから「ベルギーのキングに守られたんだね」という声も多く寄せられた。
These coins stopped a bullet and saved my great-grandfather’s life during World War 1 from r/pics
変形してしまったコインに残る銃弾の痕は、戦争の悲惨さを生々しく物語っている。
投稿者が生まれる前に亡くなったという曾祖父だが、兵士としての任務を遂行し、このように休戦記念日には孫たち家族に思い出してもらえることを喜んでいることだろう。