【ホラー】鹿児島県の高校にあったデッサン用のガイコツがモノホンだった!!

ミステリー

いったいなぜここに・・・!?

デッサンの練習をするとき、初心者は石膏像などといった白いモノをモチーフにする。中でも、真っ白な頭蓋骨のデッサンは、人を描くための勉強にもなるため、モチーフとして優秀である。

しかしその頭蓋骨が、本物の人骨だったとしたら・・・これ以上のホラーはないだろう。

▲発見された高校

その頭蓋骨が見つかったのは、鹿児島県鹿児島市にある県立甲南高校。ここのデッサン室に長年あったという頭蓋骨が、なんと本物の人骨であったことが発覚した。

この頭蓋骨は、少なくとも20年以上前から設置されており、発覚する直前にも生徒がデッサンに使用していたという。

調査のきっかけとなったのは、今年6月のこと。県内の別の高校で、生物の資料として置いてあった頭蓋骨が本物であったとわかったことから、同校も調査を依頼したという。

その結果、頭蓋骨は50年以上前に亡くなった30代から40代の女性のものだと推定。12月5日付の官報によると、事件性はなく、火葬に付され埋葬されたとのこと。

教頭の吉元彰一氏によると、頭頂部にはシールを貼ったような3~4cmの痕があり学校の備品だと思ったそうだが、なぜ紛れ込んだかは不明とのこと。

同校は保護者に向け、「生徒への影響を考慮しながら適切に対処したい」という文書を配り説明したという。鹿児島県の教育委員会もこれを受け、県内の学校に人骨と思われるものがないか、引き続き調査をするよう呼びかけた

佐賀大学医学部の専門家、川久保善智助教授はこの出来事に関して「一般的に、人の頭の骨は過去に販売もされていたことがある。理科の先生などが購入して、それを学校においていた可能性はある。昔は人骨の扱いの敷居が低かったが、最近はだいぶしっかりしてきた。」と述べた。

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こうした出来事は世界的にも珍しくなく、2011年8月にも、ニュージーランドの小学校にあった骨格標本が、本物の人骨だったことが明らかになっている。

現代は造形技術が発達しているため、世の中の模型のほとんどが偽物だが、技術が発達していなかった時代は、中国やインドから遺骨を買い取って制作していたこともあったそう。

学校の怪談にもでてきそうな、なんとも不気味な出来事であった・・・。

 

参照元:Google MapFNN prime

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