これまでにもedamame.では、スーパームーンやブラッドムーンについて記事にしてきたのだが、2019年となって早々にあるレア現象が観測できると話題になっている。
その名も『スーパー・ブラッド・ウルフムーン』だ!
スーパー・ブラッド・ウルフムーンとは?
一体どういう月なのか簡単に説明しよう。
What, exactly, is a Supermoon? #Supermoon #BloodMoon #SuperBloodWolfMoon #LunarEclipse #Wolfmoon #Eclipse https://t.co/8EZl6yJDLu pic.twitter.com/qbnFWp2WMp
— USA TODAY Weather (@usatodayweather) 2019年1月15日
月が地球に最も近づき通常よりも大きく見える「スーパームーン」、皆既月食の時に月が赤みを帯びてみえる「ブラッドムーン」、そして1月で最初の満月にあたる「ウルフムーン」。
この3つが組み合わさったものが『スーパー・ブラッド・ウルフムーン』と呼ばれる。
2019年1月21日に観測できる!
そして、この現象が見られるのは1月21日だ!
北米と南米では20日から21日に日付が変わる頃、東部標準時間の午前0時12分ごろにこの現象を観測できるようだ。また欧州やアフリカ西部でも観測することは可能だと言われている。どの地域に住んでいるかによって観測できる日付と時間帯が変わってくるので要チェックだ。
ただ、残念なことにここ日本では観測することはできない。
しかし、この現象があの地震のトリガーになるかもしれないと言われている。
南海トラフ巨大地震との関連性は?
月の引力が地震を引き起こすという学説があるが、実際に2004年に起きたスマトラ沖地震(M9.1)や2011年に起きた東日本大震災(M9.0)もスーパームーンの前後2週間以内に発生している。
また、今回の現象は地震だけではなく火山の噴火にも影響があると海外メディアでは報じられており、引力の変化が構造プレートや火山からマグマを引き出すのに多少なりとも影響を及ぼすからだという。
そして私たちの脳裏に浮かぶのは、以前から噂されている南海トラフ巨大地震ではないだろうか。
これまでにも多くの専門家により南海トラフ巨大地震の発生を予知されてきたが、たとえ専門家の意見であろうと100%正しい情報だと言えるものはないのが事実である。自然災害を予知することは容易ではないが、特に昨年は災害に見舞われた年だったこともあり警戒してしまうのも仕方がない。備えあれば憂いなし。いつ何が起きるかわからない時代、災害対策を今一度見直してみよう。