ブラック過ぎる中国の企業
日本では数年前まで「身を粉にして働け」という精神論がまかり通っていたものだが、若い世代の意識改革が進み、1人にかかる負担は少しずつ減りつつある。
一方、中国は経済発展期を迎え、日本の二の舞になるような事態となっているらしい。
1月上旬、中国・山東省の街角で、とんでもない映像が捉えられた。ある企業が従業員を公道の地面に這わせていたのである。
社名が書かれている旗を掲げた上司の後ろには、四つん這いになって歩く女性社員たちが続く。
長時間固いコンクリートの上に手や膝をついているためか、中には痛みを訴えている人も。更に、そのすぐ横にはたくさんの車が行きかっており、とても危険だ。
動画は中国国内で大きく話題になり、「信じられない!笑いごとじゃない!」「まるで新興宗教みたいだ」といった怒りの声が続出することに。
地元紙”btime.com”によると、彼女たちは化粧品販売会社で働いており、年間目標を達成できなかった社員にこのような罰を与えているのだという。
あくまで法律上従業員への侮辱行為は禁止されているが、こうした会社ぐるみの行いは手つかずのままなのだそう。
例えば他の会社でも、公共の場で社員を侮辱したり、強制的に虫を食べさせたりするといった事があるも、会社は罰則を受けていない。
この先、過労死といった問題が出なければいいものだが・・・。
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