速すぎてカメラが壊れるぜ!”Fastest Dogs USA”に出場したアスリート犬たちのスピードスターっぷりに全米驚愕!

カルチャー

2022年9月25日、アメリカ・ABCテレビで放映された『2022 Fastest Dogs USA』の映像が話題だ。全米で最も早い犬を決める100ヤード(=91.44メートル)スプリント選手権!
あまりの速さにカメラが追い付かない、その映像をご覧頂きたい。

この大会は9月16日にアメリカ・ノースカロライナ州のアトリウムヘルス・ボールパークで開催され、25日にTV放映されたもの。この映像のアスリート然とした犬はウィンストン選手。衝撃的な走りだが、なんとこれでも準優勝だったという。

総合優勝したのは昨年に続く連覇となったウィペット犬のレアス選手。下記の映像は昨年優勝した時のものだ。

こちらも速さのあまり、コマ送りの映像のように見える。

今大会でレアス選手が走った2本のレースの記録は、100ヤード(=91.44メートル)5.878 秒と 5.816 秒で、平均時速 34.98(時速約56km) マイルだった。2009年に世界選手権男子100m決勝でウサイン・ボルトが人類史上最高記録を樹立(9秒58)したレース中の最高速は時速約44kmだというから、その速度は約1.2倍。レアス選手のスピードスターっぷりが分かるというものだ。

冒頭のウィンストン選手の映像は先月29日にTwitterに公開されたものだが、人気を集め現時点で1378万回もの再生数を記録している。
コメントには「その姿は美しい!」、「フラッシュのように走っている!」「ここまで行くと超能力だ。」「クソかっこよかった!なんという速さだ」とその躍動感あふれる姿に賞賛の声が多い。ただ、一部にはこの競技自体が”動物虐待では?”との声もあるようだ。犬が走るのは本能であるともいえるし、難しいところだ。

ちなみに、優勝犬のレアス選手はドックダイビング(=犬の幅跳び)も大好きだそうだ。
彼は昨年7月にイリノイ州マンデラインで開催された北米ダイビングドッグ・イベントにおいても、27 フィート(8.2296 メートル)という自己ベストの好記録を残しているという。

彼はボルト選手というよりは万能型のカール・ルイス選手にタイプ的には近いと言える。飛び跳ねたり、早く走ったりすることを心から愛しているのだろう。その素晴らしいパフォーマンスには拍手を贈りたい。

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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