J-POPならぬ爺☆POP
読者の方は、「爺-POP from 高知家 ALL STARS」をご存知だろうか?
彼らは、高知県をPRする平均年齢68.2歳のお爺ちゃんアイドルグループである。「高齢化率2位の高知県から日本を、そして世界をポジティブにする」という目的のため結成されたのだ。
昨年リリースされたPV「高齢バンザイ!」が、YouTubeの再生回数が50万回を突破し、日本のみならずフランス、メキシコ、タイ、韓国などの海外からの大反響を呼んだ。
まずは、そのPVをご覧いただきたい。
お爺ちゃんアイドルグループというだけで、インパクトが大きいというのに、、
年齢から考慮すると好まれるであろう演歌などを歌わず、バッチバチのパーティーソング!
若者が遊ぶようなナイトクラブで流れる、電子音全開のEDMなのである。
しかもジャニーズ顔負け?のダンスだってお手のもの。
軽快なメロディーの上で「夜ふかししてみても5時半に目が覚める」などといった老人あるあるの歌詞が、陽気に歌い上げられている。
歌声に覇気があまり感じられない点も、いい意味で年季の入った渋さをかもし出している。
特筆したいのが、2:52あたりから流れ出す、耳を澄まさなければ聞こえないガヤ。
「こ、こ、こ、こ、こ…こうちけん」
この声のせいで、何とも言えない笑みがこぼれそうになってしまう。
気になる方は、そのポイントだけをもう一度。
ちょい悪シニア
彼ら、普段はただのお爺ちゃんなのだという。
キャッチコピーと共に、軽くメンバー紹介をしたいと思う。
・谷岡 憲泰(68歳)山海の幸おすそわけ大将
・大高 明(66歳)奥四万十体験リーダー
・山本 巌(59歳)幻のタケノコ組合長
・出来 良典(67歳)長太郎貝に恋する漁師
・山田 英忠(81歳)永遠のフルマラソンランナー
いやはや、まっとうなお爺ちゃんライフを送っているではないか。
そんな彼らが若かりし頃、こんなグループをこの歳で結成することになるなど夢にも思わなかっただろう。
こんな企みをするのは一体誰なんだ?!村おこしを狙う若者、よそ者、馬鹿者の仕業か?!
お爺ちゃんに落ち着いた老後を送らせない感じ、、、
高知県だけにとどまらず、全国各地もっと積極的に行ってほしいものである。
出たぞ!第二弾!
世界を巻き込んだお爺ちゃん旋風を吹かせてから早一年。
つい先日、待望の第二弾となる全編英語のクラブミュージック系ナンバー「生きるって、ファンタス爺ック」がリリースされた!
気になる方はコチラをご覧いただきたい。
I Was Young – 爺-POP from 高知家 ALL STARS (G-POP from Kochi-Ke ALL STARS)
何はともあれ、、
ご存命なのがなによりだ!
これからも彼らの活動に期待大である。