イギリス在住、犬の行動学と栄養学の専門家であるアンナ・ウェブ氏は、犬は飼い主が浮気していることに気づいていると主張する。そして、飼い犬の突然の行動の変化はカップルへの警告サインになりうる、と述べている。
If your dog shows these behaviours your partner might be cheating https://t.co/VN9Ux0hEB0
— indy100 (@indy100) November 28, 2022
ウェブ氏によると、犬は浮気という概念を精神的には理解していないが、その高い精度を持つ『嗅覚』によって、パートナーがどこに行ったか、誰に会ったか、何をしたかを、その服についた微量の匂いから嗅ぎつけることができるという。さらに、犬はパートナーの表情、アイコンタクト、体の姿勢などの様子を判断し、パートナーの心を読み取ることもできる。
ウェブ氏はこう述べる。
あなたの犬は、その超嗅覚によってあなたがどこに行っていたかを知っています。新しい匂いを嗅ぐとそれを記憶する。そして特にそれが飼い主の気分と相関している場合はなおさらです。人間が喜んでいるのか、悲しんでいるのか、ストレスを感じているのか、それとも不安なのかを、匂いによって理解し記憶している。
犬の鼻には約2億2,000万個の嗅覚受容器があり、人間の500万個に比べるとその嗅覚は超能力と言っても過言ではない。それだけでなく、脳の中に記憶保持専用の場所がありそこで出会った匂いをすべて記憶している、とウェブ氏は述べる。
ちなみに、イギリスの出会い系サイト”Illicit Encounters”が2,000人以上の会員を対象にした最近の調査では、多くの会員が犬を口実に疑われずに浮気相手と会っているという結果が出ている。たしかに”犬の散歩”というのは浮気の外出にはうってつけの理由だ。
浮気などの交際行動の変化は、他者の個人的な側面に触れる機会が増す。そして、もちろんあなたの愛犬はその飼主の変化に気が付いているという訳だ。
犬の中でも特にラブラドール、レトリーバー、スパニエルなどの狩猟犬は目的に応じて匂いを嗅ぐように設計されているため変化に気づき易い、とウェブ氏は述べている。
日常生活の変化が犬を不安にさせる
過去3ヶ月間”Illicit Encounters”を利用して浮気をしていたハートフォードシャー州在住のジェスさん（仮名）は、彼女が浮気から戻りドアを開けて家に入った時の愛犬の反応に戦々恐々としているという。
“私はコッカースパニエルを飼っていて、以前は家にいるときはほとんど一日中私の腰にくっついていたんです。でも、私が新しい恋人と付き合い始めてから愛犬の行動が変わってしまい、その事で夫に気づかれるのではないかと不安になっています。”
“前は玄関で出迎えてくれた愛犬が、今は私に一瞥をくれて走り去るようになったの。私の前では従順なままだけど、私より夫に懐くようになってしまった。私が玄関を通った時には吠えられたこともありました。”
この場合、ジェスの服についた浮気相手の「におい」が犬にとっては日常生活に変化をもらたすものと感じられ、犬を不安にさせるている。
つまり、”犬のボディランゲージから目を離さないこと”が、パートナーが浮気をしているか否かを知る重要なカギとなってくると言える。
浮気の発見手法については、当サイトedamame.でも過去にいくつか記事を投稿させて頂いている。グーグルマップを見てたらよその男といちゃついている妻を発見してしまう！！、寝室からみえる景色がインスタに、、、、車中のミラーにある仕掛けをして彼氏の浮気をチェック等SNSから車までその手法は様々だ。中には突拍子もないもののある。しかし、今回の”飼犬の行動に注目すべし！”という主張は身近で大変説得力がある。
ウェブ氏は、パートナーの浮気が疑わしい状況に陥った場合に注意すべき点をこうまとめた。
”飼い犬があなたのパートナーに急によそよそしくなったり、逆に突然服従したりするようになった場合、それはあなたのパートナーに何か怪しいことが起こっている兆候かもしれません”
