ここ数年で、日本にも数多くの格安航空会社が参入している。日本ではピーチ、ジェットスター、バニラエアなどが有名だが、海外では更に多くの会社が就航している。安くて便利なサービスで、頻繁に使われる方も多いだろう。
しかし、安さにはもちろん安全性への不安がつきものだ。先日、その不安をあおるような驚きの映像が捉えられてしまった。
どうやら、技師がジェットエンジン部分を補強している様子なのだが・・・この動画の登場で人々は衝撃を覚えたようだ。
その映像がこちらだ。
整備テキトーすぎやしないか・・・・・・
映像の序盤で整備士がダクトテープをはりつけているが、離陸後飛んでいる間になくなっている。付け焼刃的に貼り付けただけだったのだろうか?
この映像は、11月28日の夜10時に撮影された。撮影者がアムステルダム発ベルリン行きの英イージージェットの航空機に乗ったところ、機体整備のため少々遅れたのだという。
撮影者は当時の状況について、投稿でこのように語っている。
フライト中、テープは風ではがれて飛んでいきました。機長がライトをつけて状態を確認していましたが、その後も飛行を続けています。強風によりタービンからカチカチ変な音が鳴りつづけていました。
私は直したように見せるだけで、技術的な理由でテープを使っていたようには思えません。
エンジンから異音が鳴っていた時点で、テープを貼るだけでは解消しない問題が生じていたのかもしれない。この動画は大きな反応を呼んでおり、「もうイージージェットには乗りたくない」という声が高まっている。
英メディア「ザ・サン」がイージージェットに対し取材したところ、適切な整備であるとコメントしており、「ダクトテープはレーシングカーにも使われるほど強いものであり、旅客機の小さな整備でよく使われる。迅速な対処をするため、整備士はマニュアルにのっとって作業をしており、安全性には問題はない」とも答えている。
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格安航空を一概に危険だとは言い難いが、「機体が揺れた」「着陸が怖かった」などという不安を訴える声がネット上には相次いでいる。
飛行機は大きな死亡事故につながりやすく、そう考えるのは無理はないだろう。今後、格安航空の利用を考え直してみようと思う人は増える可能性はある。
参照元:Daily Motion、The sun