1か月間、亡くなった飼い主のそばで過ごした犬
11月19日、テキサス州ヒューストンの民家で、一匹のグレイハウンド犬が保護された。
彼女の名前はドリー(9歳)。
そして、発見されたとき、彼女のそばには、飼い主の遺体が横たわっていたのである。
少なくとも死後1ヵ月が経過していたようだが、その間、ドリーはご主人様のそばを片時もはなれることはなかった。
隣近所との関係が希薄ともいえる象徴だろうか、周囲の人は異変に気づくことはなかったようだ。
動物愛護団体に保護されたドリー。保護された直後は、精神的なストレスや過度の体重減少などの症状がみられたようだが、現在は体調もだいぶもとにもどり、施設にいる他の犬と元気に遊ぶ様子もみられるという。
親族や友人など、ドリーを引き取りたいと申し出る人を待っていたが、そのような要請はなかったため、現在、ドリーは里親を待つ施設に保護されている。
最愛の飼い主に先立たれ、その悲しみや精神的ショックは大きいだろう。今後、ドリーが安心して過ごせる家庭、そして愛してくれる家族がみつかってほしいと願うばかりだ。
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