電源を必要とせず
先日、韓国のソウル大学の研究チームが、あるロボットを発表した。なんとそのロボットは、電源を必要としないのである!
マジか!?…といってもソフトバンクのペッパーくん的なものではなく、非常に小さなものだ。
それでも電源なしで本当に動いたとしたらすごい。本当に動くのか…?
そんな疑問をお持ちの読者にはこちらの動画を見て頂きたい。(動画内の解説は英語)
ちょっとずつだけど動いている!!なんで?どういう仕組みなんだ!?
「湿気」を利用
「ハイグロボット」と名づけられたこのロボットは、空気中の水分、つまり湿気を利用して動いている。
一部の植物の細胞が、湿度の変化によって縮んだり膨らんだりすることから着想を得た。
このハイグロボットを構成するナノファイバーも同様の性質を持っている。空気中の湿気を吸収して縮み、乾燥すると元に戻り、また湿気を吸収して縮み…この現象を利用して移動しているわけだ。
電源を必要としないことから、医療分野をはじめとした、各種の分野での活躍が期待されているロボットである。
でも、個人的には小さいハイグロボットが少しずつ、けなげに(?)動いている姿に萌える…めっちゃ応援したくなる…
湿度の変化というクリーンなエネルギーだけで動くハイグロボットの今後に期待である。この小さな一歩が、将来には偉大な一歩といわれているかもしれない。
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