先日、ガリガリのキツネを飼っているヴィーガン:絶対菜食主義者を紹介した。今回もあるヴィーガンの団体が話題になっているので紹介しようと思う。
レストランの前で…
騒動が起きたのは、カナダのレストラン「アントラーキッチンアンドバー」というレストラン。この店ではシカ肉やイノシシ肉など、様々な種類の肉料理が提供されている。
ヴィーガンの団体はこの店に対して抗議活動を開始。店の前で「動物は我々の所有物ではない」「話を聞け!」「殺し屋」などの標語を掲げ抗議。「実際は人の手で育てられた動物を、野生の動物だとして売り出している」ということで、今回の活動を行うに至ったようだ。
そして、抗議活動が1週間にもなろうかという頃、ついに店のオーナーが動いた。
過激すぎる…
彼は店のガラス越しにヴィーガンたちの前に姿を現し、そして彼らの前で堂々とシカの肉をさばき始めたのだ!
Toronto chef butchers, eats deer leg in front of animal rights protesters outside his restaurant https://t.co/SQvPBk3Hbp pic.twitter.com/aTFNrZVUhJ
— National Post (@nationalpost) 2018年3月28日
こちらがその時の様子。
さらにその後…焼いたその肉を食べ始めたのである!
ヴィーガンの目の前で肉を食べる…過激すぎる…ヴィーガンたちはかなりショックを受けたようだ。
でも店側からしたら業務妨害みたいなものだし、お店に来てくれた客も殺し屋といわれ、決して気分はよくないだろう。
ネットではこの店の対応を擁護する声が多数見られた。「店側は何も悪くないだろ」「いい対応だと思う」などの意見が寄せられている。
当事者であるオーナーはヴィーガンたちに理解を示しており、肉を使用していないメニューも用意しているようだ。
個人の考え方として、肉を食べないということは尊重されるべきだ。しかし同時に、その逆の考え方も尊重するべきである。
自分の考えも大切だが、周囲の考えも広く聞き入れる必要があるだろう。