ニューヨークのタイムズ・スクエア。数々のブロードウェイ劇場や色とりどりの看板で有名なこの場所は、常に観光客やニューヨーカーで賑わっている。しかし8月28日は警察により規制線が張られ、物々しい雰囲気を醸し出していた。
というのも、この騒ぎはある訪問者によるものだというのだが…。
こちらがその画像だ。
Here are some additional looks at the ??? tornado that buffeted a hot dog stand in #TimesSquare earlier Tuesday. https://t.co/BIOujIjN54 pic.twitter.com/tCOC37opvc
— Spectrum News NY1 (@NY1) 2018年8月28日
そう、タイムズ・スクエアを訪れたのは4万匹ものハチだったのだ!
暑さに耐えかねたハチたち
BEES? BEES. ?? This swarm was spotted at a hot dog stand in Times Square on Tuesday. pic.twitter.com/u89uARJLtR
— Spectrum News NY1 (@NY1) 2018年8月28日
ハチの除去のためエリアは一時間近く閉鎖される騒ぎとなったが、負傷者はいなかった模様だ。
掃除機のような装置を使って回収されたハチたちは、無事ニューヨーク郊外のロングアイランド島へ放されたという。
この日のニューヨークの最高気温は37度で、専門家はあまりの暑さと湿度の高さに耐えかねたハチが巣箱から逃げ出してきたのではないかとみている。
警察にはハチの専門家が所属!
今回駆除にあたったダレン・メイズ巡査とマイケル・ローリアーノ巡査は共に警察官。プロに頼まなくていいんかいとツッコみたくなるが、実は2人とも養蜂の知識をもつ専門家だ。
ハチの群れがニューヨークを訪問することはたびたびあるそうで、こういった事態に備え警察は養蜂のプロを警官として採用している。
ニューヨークとハチ…かけ離れた2つに思えるが、意外にもタイムズ・スクエアにはたくさんの蜂の巣があるのだという。その多くはビルの屋上に作られているそうだ。
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今年の暑さは世界規模で人類を悩ませたが、困っているのは人間だけではなかったようだ。
9月に入り少し涼しくなった。この気候を一番喜んでいるのは、もしかしたらニューヨークのハチたちなのかもしれない。