「何だか授業に集中できないな~教科書に落書きでもするか!」
こんな経験をしたことがあるのは筆者だけではないはずだ。特に人物画や写真のたくさん載っている歴史の教科書なんかは、どのページにも落書きがあるという人も珍しくないだろう。
そんな授業中あるあるは、現代に限った話ではないようだ。
昔の本を発見!中身は…
先日、イギリス田園生活博物館が1784年頃の教科書を見つけたとSNSに投稿した。
Except this isn’t your normal farm diary.
It's not even a diary.
It’s a Mathematics book owned by someone called Richard Beale, from a farm in Biddenden, Kent. pic.twitter.com/mHRQihidOB
— The Museum of English Rural Life (@TheMERL) 2018年10月6日
こちらがその教科書。状態はよく、中身の文字も読めそうだ。
所有者はリチャード・ビールという少年で、当時の年齢は13歳。ビール一家の日記の中に紛れ込んでいたそうだ。
実際に使用されていた200年前の教科書…どんな風に使われていたのか、専門家ではない筆者でも、少し気になるところだ。しかし、その中身は…
We think his family owned this dog, which pops up all over the place. pic.twitter.com/nSHydhpK5o
— The Museum of English Rural Life (@TheMERL) 2018年10月6日
なんと落書きばかりだったのだ!!
落書きばかりの教科書
Here it is possessed. pic.twitter.com/IgD3KXVJl5
— The Museum of English Rural Life (@TheMERL) 2018年10月6日
先ほどのようなイヌの絵や
Richard doodled. pic.twitter.com/jRKPzVSZKk
— The Museum of English Rural Life (@TheMERL) 2018年10月6日
鳥の絵に
Richard put an 18th century chicken in some trousers. pic.twitter.com/L57TGCSU16
— The Museum of English Rural Life (@TheMERL) 2018年10月6日
ズボンを履いたニワトリというシュールなものまで。
博物館の管理者は、「18世紀の少年も、最近の子どもたちと同じようなことをしていたようです」とコメントしている。
200年前の落書きというのは、ある意味貴重だろう。でも、落書きを晒されたリチャード君はちょっと恥ずかしい思いをしているかも…?
参照元:Twitter、the guardian