新しい部屋に引っ越したとき、同居人が増えたとき、何となく気分を変えたいとき…
部屋の模様替えをする機会というのは人によって様々だ。筆者はここ数年やっていないが、人によっては季節が変わるたびに模様替えをしているという人もいるかもしれない。
そんな模様替えのときには、家具を新しいものに替えることもあるだろう。普通はインテリアショップに行って気に入ったものを購入すると思うのだが、シンガポールに住むある男性は違っていて…
自分の部屋のインテリアとして…
事件が起きたのはシンガポールのあるバス停。男性がバスを待っている間、備え付けのベンチがなかなかかっこいいことに気がついた。そこで彼は…そのベンチを盗むことにした。
▲イメージ
そう決めたら行動に移すのは早かった。あっという間にねじを取り外し、ゴミ袋にベンチを入れて、タクシーで自宅に持ち帰った。
しかし、その行為を見た通行人が警察に通報し、男性はあえなく逮捕された。
「サイズを測ろうと思って…」
ベンチを盗んで一体何をしようと思ったのか?かっこいいからといって、勝手に盗んではいけない。
男性は「自分の部屋に椅子が欲しかった。バス停にあったベンチがちょうどよいサイズだったので、大きさを測って参考にしようと思った。」などと供述しているそうだ。
通常は自分の家に既にあるものやインテリアショップで測るものだが、この男性は公共のものに着目したのだ。普通の人間なら思いつかない発想である。
もちろん、彼には2年以下の懲役または罰金という罰則が言い渡された。
普通は思いつかないアイデアを実践してしまった彼だが、目の付けどころがシャープすぎて大怪我をしまったようだ。