世界には不思議な景色が数多く存在する。今回は、ちょっと変わった湖を紹介しよう。
アメリカ・ユタ州で撮影されたその湖は、一風変わった特徴を持っている。なんと、南と北で色が異なるというのだ。
色が違う湖
想像もつかない…という人は、是非こちらの動画をご覧いただきたい。
ちょっと色の濃さが違うとかそういうレベルじゃない。緑と赤という全く違う色に分かれている。
原因は微生物
貨物列車が走っている場所を境にして、色が変わっているこの湖は、グレートソルト湖という塩水湖だ。列車が走っているのは土を盛って人工的に作ったもの。色が変わっていても、れっきとした1つの湖である。
では、この色の違いの原因は一体何なのか?ユタ大学の研究所によると、生息している微生物の種類の違いがその原因だそうだ。
湖の北の部分では、赤色の微生物が生息しており、夏から秋にかけて繁殖する。逆に南の部分は、緑色の微生物が生息しており、こちらは春先に繁殖するそうだ。
先ほどの動画は、ドローン撮影家のジャスティン・マクファーランドさんが今年の9月に撮影したものなので、赤い部分がかなり鮮明に映っていたということだ。
なかなか珍しい湖で、多くの人がこの光景に驚いたとコメントを寄せている。
思わず目を奪われる湖だ。今度は、春に鮮やかな緑色に染まった様子を見てみたい。
参照元:YOUTUBE、ユタ大学、Deseret News
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