南極に現れた巨大な謎の”直方体”
一面が氷に覆われた、南極大陸。人間にとっては過酷な環境であることはいうまでもない。
そんな南極で撮影された写真が話題となっている。
From yesterday's #IceBridge flight: A tabular iceberg can be seen on the right, floating among sea ice just off of the Larsen C ice shelf. The iceberg's sharp angles and flat surface indicate that it probably recently calved from the ice shelf. pic.twitter.com/XhgTrf642Z
— NASA ICE (@NASA_ICE) 2018年10月17日
なんかめっちゃきれいな直方体がある…自然にできたものなのか?それとも人工物か?はたまた地球外生命体や古代の人が作りだしたものなのか!?
正体は…
様々な妄想をかき立てる謎の直方体だが、これは自然にできたものだという見方がされている。
一般にいわれる氷山とは、陸地とつながっている棚氷から分離したものを指す。海水が凍ってできた氷は海氷といわれ、別のものだ。
今回、撮影されたのも氷山で、棚氷から分離する際に直方体のように割れたと考えられている。四角く割れること自体はそれほど珍しいことではないのだが、これほどまでにきれいな直方体はめったにないようで、多くのメディアが驚きをもって報じている。
NASAはここまで整った直方体を見て、棚氷から切り離された直後で、角が風化していないのだろうと考えている。
切り離された直後とはいえ、こんなにきれいにできるものなんだなあ…自然の雄大さを実感する1枚であった。
参照元:Twitter、RT、Mother Ship、気象庁