世界から称賛されるドイツ人ドライバー
運転中、後方から救急車や消防車のサイレンが聞こえてきたら、あなたはどう行動するだろうか。
今、ドイツ人ドライバーたちの対応が称賛されているので動画でご覧いただこう。
?? Très bon exemple de respect des véhicules prioritaires observé en Allemagne. ?
En cas d'urgence laissez passer les secours, vous aiderez peut-être à sauver une vie. pic.twitter.com/CbkVQ8CTlN
— Prévention Routière (@Preventionrout) 2018年12月14日
これだけの台数の車が走行していたにもかかわらず、公道の中央はスイスイ走れる状態になっているのだ!
緊急車両のための道を確保する法律
ドイツでは車を運転しているときに渋滞が発生したら、緊急車両が来ていなくても、万が一のときにそなえて緊急車両が通れるスペース(Rettungsgasse)を確保する法律があるのだという。
やり方はいたって簡単だ。
左側車線を走っている車は左に寄り、右側車線を走っている車は右に寄るだけである。3車線以上ある場合は、一番左側の車線を走っている車以外は、すべて右側によけて走行するというルールがあるのだ。
ここ日本でも左右に車を寄せ、緊急車両が通れるように道をあけるのが暗黙のルールとしてあるが、サイレンが聞こえてから道をあけようとしても十分なスペースが確保できず、緊急車両も速度を落としながら進んでいくのが現状ではないだろうか。
国民がひとつになることで誰かの命が助かるかもしれない。こんな素晴らしいお手本を世界各国において是非とも取り入れたいものだ。