一体なぜ煙突に!?
10月28日深夜、イギリス・カンブリア州カーライルにて、煙突の頂上部にて男性がぶら下がっているのが発見された。
午前2時20分から大規模な救命活動が行われたが、男性はすでに死亡していたという。
(※遺体が写っているので閲覧注意)
引っかかっていたのは、煙突の先端部。男性は白いシャツを着て、黒いズボンを履いていた。
Dixons chimney – Our thoughts and thoughts of all emergency services and partners are with the family. pic.twitter.com/nNC9RQtTP8
— Cumbria Police (@Cumbriapolice) 2019年10月28日
ツイッターで公開した地元警察の発表によると、死亡したのは地元カーライル在住の50代の男性と見られており、煙突に引っかかり16時間以上たつと推測されている。
現場となった煙突は、「ディクソンの煙突」と呼ばれる歴史的建造物。1836年に綿工場の煙突として建造され、約88メートルもの高さから、当時世界で8番目に大きい煙突として名を馳せていた。
この高さから救助活動は困難を極め、警察と2つの州の消防隊、沿岸警備隊や山岳救助隊など、多くの組織の協力を要した。現場一帯の道路も封鎖され、ヘリコプターや高所作業車も動員されたという。
その後、ツイッターにてカーライル警察は「遺体を検死官に引きわたし、男性の死亡原因について調査は始まっています」と声明を発表した。