脳性麻痺のギャングが宝石店に押し入る
新型肺炎の感染拡大が深刻化しているブラジルで、非常に珍しい強盗事件が発生した。
La cámara de seguridad de una joyería de Canela (Brasil) captó el momento en el que un minusválido asaltó el local usando una pistola con sus pies. El incidente se produjo el pasado 25 de mayo pic.twitter.com/8xt93kw4py
— RT en Español (@ActualidadRT) 2020年5月26日
被害にあったのは、ブラジル・カシアス・ド・スル近郊の街カネラにある宝石店。5月25日、ここに車椅子の少年と付き添いの男が現れ、拳銃を向け金品を要求した。
この時、車椅子の少年は器用にも足で拳銃を向けてきたというが、のちの調べで実際はおもちゃだったことが発覚している。
動画内では付き添いの男が店員に対し「騒ぐな、ここにあるものをすべてよこせ。」というメモを渡してきたというが、店員は何かのジョークだと思い車椅子の少年を無視。
2人はおよそ10分ほど店内にいたが、通報を受け到着した警察により逮捕された。
取り調べによると、脅していたのは19歳の脳性麻痺の少年だったことがわかり、おもちゃの銃のほかに他にも包丁を所持していた。宝石店のスタッフによると、過去にも何回か小遣いを与えたことがあったという。
なお、容疑者らの健康状態から逃走の可能性は低いとして即座に保釈されたが、強盗未遂の罪により出廷が命じられている。
参照元:Twitter、Daily Mail