【恩送り】病気の子におもちゃを贈っていた少年が脳腫瘍に→同級生が立ち上がる!

カルチャー

優しい男の子が脳腫瘍になり・・・

病気の子供たちが入院するこども病院は、おもちゃやDVD、ゲームなどを寄付することができる。こうした試みは、日本を含め世界中で行われている。

今回紹介するイギリス・コーンウォールの少年も、クリスマスにもらったおもちゃを、積極的に寄付していたという。

地元紙「Cornwall Live」が紹介したのは、今年で8歳となるエリオット・ファースくん。2018年のクリスマス、彼はご両親に「新しいプレゼントを受け取る代わりに、他の誰かを助けたい」とお願いしたのだという。

この考えから、父クリスチャンさんと母サマンサさんは、近隣にあるロイヤル・コーンウォール病院の小児科に寄付することに。バッグいっぱいに詰められたおもちゃを贈ったという。

寄付は2年ほど続いたというが、このたび衝撃的なニュースが舞い込んだ。エリオットくんに脳腫瘍が発見されたのである。

無気力や手をうまく動かせないといった兆候が見られた後、急激に悪化し、突如倒れてしまった。地元医院で脳腫瘍が発見された後、ブリストルの病院に運ばれたが、その時には水頭症を起こしていたという。

脳髄液を抜き取る緊急手術を行うと、容体は安定。座って会話もできるようになった。現在、化学療法を実施する前に、腫瘍の切除手術を待っているという。

ここで、エリオットくんの入院を聞きつけたクラスメートや保護者たちが立ち上がった。なんと、彼を励まそうとおもちゃをプレゼントしたり、クラウドファンディングで寄付を募る活動を始めたのだ。現在なんと寄付額は約70万円(5000ポンド)にも登っているという。

クラスメートたちは、「今度は僕らが助ける番」と意気込んでいるといい、母サマンサさんは「彼のやっていたことがこんな形で返ってくるなんて」と感動するコメントを述べていた。

いままでエリオットくんが病気の子供たちに寄付をしてきたことの賜物だ。彼にとって非常に災難な出来事だったが、エリオットくんの善行が実を結んだのだろう。

 

参照元:Cornwall LiveTwitter

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