伝説の散髪技法”ファイヤーカット”に失敗!
10月27日、インド北西部のグジャラート州バピにあるカットサロンへ18歳の若者が散髪に行った。詳細はつまびらかではないが、この店の理容師は火を使って髪を切る「ファイヤーカット」を若者に施術した。しかし、恐ろしいことにこの理容師はこれに失敗、若者は重度の火傷を負ってしまったという。
映像では理容師がヘアカットの準備として、マッチをクシで擦っている。しかし火が付いた瞬間、炎が若者の頭全体に拡がってしまい炎上!
理容師は驚愕、手ではたき炎を消そうとするが事態はさらに悪化する。若者もタオルで鎮火しようともがくが役に立たない。たまらず若者が外に飛び出るところで映像は終わる。
伝説の散髪技法「ファイヤーカット」については、当サイトedamame.では2017年2月、髪の毛を燃やしながら散髪!!伝説のファイヤーカット!! という記事で報じている。この技法は“シンジング”とも呼ばれ、枝毛防止の効果や血行促進による発毛促進効果があるとのことだが、科学的根拠は一切ない。この技法、昨今ではTikiTokで拡散されごく一部ではブームであるという。#firehaircut で検索して頂くと色々ファイヤーしている様子を見つけることが出来る。
どう考えても一歩間違えれば恐ろしい技法だ。
インドのカットサロンでは火災に注意?
この事件で若者は首と胸に重度の火傷を負った。現在の状態は不明とのことだが、地元警察は理容師が使った化学物質が本件の原因であるという線で事件の調査を開始しているという。インドでは、つい先ごろ9月にもヘアサロンでヘアドライヤーが爆発、2名の男性の命を奪った大火災事故があったばかり。
カットサロンで髪を清潔に整えてもらうのは男性女性を問わず、心やすらぐ至福の時だ。そんなときに火災に巻き込まれるなど、身も凍るような不運である。
我が国ではありえない事態に違いないが、是非、理容師や美容師の皆様方には万全の安全管理を切にお願いしたく思う。
参照元:NewYorkPost、Youtube、