「ボクはいじめられてて、友達が欲しいんだ・・」とドアホン越しに語る少年への夫婦の対応に全米が涙した!

カルチャー

見知らぬ子供の突然の訪問

いじめられっ子の少年が“どうしても友達が欲しい”という理由で見知らぬ家のドアをノックし、同年代の子供を知らないか?と尋ねるという胸が痛くなるような動画が拡散され話題を呼んでいる。

その動画は、たった3日間だけでTikTok上で6,100万回以上再生されたという。

@brennanray Its takes 2 seconds to make someones day, you never know what people are going through until you get a chance to talk to them. This young man is well mannered, kind, and brave. So tiktok can we help shayden make some friends???#fyp #bekind #nobullying #love #kindness #letschangetheworld ♬ original sound – Brennan Ray

この家の主はアメリカ・テキサス州アマリロにあるブレナン・レイとアンジェル・レイと言う名の夫婦。ドアベルカメラには、『ジョーズ』のTシャツを着たシェイデン・ウォーカー君が緊張した面持ちで写っている。この時レイ夫妻は外出中で、このやりとりはスマホとドアベルカメラ間のリモートでのやり取りである。

ウォーカー君は、少したどたどしいしぐさで手を振るとこう言った。

「この辺りで11歳か12歳くらいの子を知らないかなと思って・・。」

「友達が欲しいんだ」

そして、近所の子供たちがいじめっ子で自分には友達がいない、とその訪問理由を説明した。

ウォーカー君はさらに、「こちらのお宅には子供はいないですか?」と尋ねた。残念なことに、レイ家には娘がいるが彼女はまだ2歳。それを聞いて、

「オー、オーケー。それは素晴らしい。正直言って、ボクは2歳児が大好きなんだ。今まで見た中で2歳の子供が一番かわいいんだもの」

とウォーカー君は答えた。
この短いやり取りの後、近所でウォーカー君を見かけたら必ず挨拶する、とブレナンさんは約束しリモートでの対面を終えた。

この子のために何かしたい!

この短い出会いはレイ夫妻の心を揺さぶった。夫妻はウォーカー君のために何か特別なことをしたいと思うようになったそうだ。

そして、ブレナン氏はこの動画を『友だちを探しているチビ。私の心は痛んだ』とキャプションを付けTikTokに投稿。この動画は予想外の反響を得て、多くの人の目に触れることになった。

さらに夫妻はゲーム機や学生服、遊園地のチケットなど、彼が欲しいものや必要なものを買うための資金を集めようと、クラウドファンディングサイト『GoFundMe』のページを立ち上げた。驚いたことに、あっという間に37,000ドル(約516万円!)以上の募金が集まってしまった。

集まった金額はさすがに高額すぎた。シェイデン君の母親からの要請もあり、夫妻はページを一時停止したという。

レイ夫妻は、『GoFundMe』ページにこう書いている。
「皆さんの寛大さと優しさに感謝します!みんながこの子のために、ここへ集まってくれた事に感動しています」
「私たちは彼の家族と調整する間、寄付を停止することにしました」

そして、7月16日にウォーカー君とその母親、レイ夫妻は対面することが出来た。もちろんあっという間に仲良くなったそうだ。

「彼のエネルギーは(ドアベルの)カメラからでも、直接会っても少しも変わらなかった。とても純粋で、賢い子です」

とブレナン氏はその対面の感想を語っている。ウォーカー君もこの優しい夫妻を友達というだけでなく、家族の一員のように感じているそうだ。

勇気を振り絞ってドアベルを押したウォーター君と、それを真っ向から受け止め、即行動に写したレイ夫妻。少々早計過ぎの面もなくはないが、そのあたりも含めてアメリカの良い面が現れた心温まるニュースであった。

ウォーカー君とレイ夫妻の美しい友情は、きっと永く続くことだろう。

参照元:CBC NewsYouTubeTikitok

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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