筆者はあまり飛行機に乗らない。事故はめったに起こらないといわれているが、「もしかしたら墜落するのではないか?」ということを考えてしまう。飛行機に慣れている人は思わないのだろうか?
でももしも窓からこんな恐ろしい景色が見えたら、いくら慣れている人とはいえ、「やべえ!!」と思うだろう。
その写真がこれだ。
Just got this pic from friend aboard the Air France CDG to LAX flight that suffered engine failure & landed safely in Canada. Terrifying. pic.twitter.com/nXk23Cengc
— Jacob Soboroff (@jacobsoboroff) 2017年9月30日
はっっ!?明らかにエンジンが壊れてる!どう考えてもヤバイ状況だ!!
この機体はエアバスA380という世界最大の旅客機。パリからロサンゼルスに向かう途中で事故が起きた。9月30日の出来事であった。
事故の経緯
出発から約5時間後、大きな音が響いた。エンジンが爆発したのである。この事態を受け、操縦士は近くの空港に着陸することを判断した。爆発から2時間後、カナダの空港に緊急着陸した。乗客・乗員は全員無事だったようだ。
エンジンが壊れていたのに安全に着陸できたのは驚きだ。この機体は4つのエンジンを搭載しており、爆発したエンジン以外の3つのエンジンでフライトを続けられたようだ。
またこういった危機的な状況に対して航空会社も訓練を行っていたため、重大な事故にならずに済んだという。
航空会社のホームページ上には
事故の起きた飛行機は無事に着陸しました。パイロットやキャビンアテンダントがよく訓練されていたので、今回の重大な事故に、完璧に対応することができました。
というコメントが掲載されている。
ただし、「エンジンが大きな損害を受けた」ということは発表されているが、事故の原因は調査中とのこと。
乗客は「一時はどうなるかと思ったが、墜落しなくてほっとした」というコメントを残した。
全員無事でなによりだ。でもこんな事故を知ってしまうと、ますます飛行機が怖くなる…やはり旅行は新幹線を利用するに限る。