【圧巻】天才建築家ガウディの130年前の建造物が初公開され話題に!

アート

混乱するバルセロナで、歴史的建築物の内部が初めて一般公開される!

スペイン、カタルーニャ出身の建築家、アントニ・ガウディ。

彼の設計した、サグラダ・ファミリア、グエル公園、カサ・ミラなどは、国際都市バルセロナの大きな観光資源となっていて、世界中から人々が訪れる。

そんなガウディが設計し、まだ一般公開されていなかった建築物がある。「カサ・ビセンス」という建物だ。レンガやタイル工場の社長であったマヌエル・ビセンスの為に建てられた。ガウディとしては、初めての別荘建設だったようだ。2005年には世界遺産にも登録されているぞ!

このカサ・ビセンスが11/16に初めて一般公開された!

このカラフルかつ細かいデザインは、ガウディ印満点だ!ただし、カサ・ミラやカサ・バトリョのような曲線が大胆に使われているデザインではないようだ。

カサ・ビセンスはガウディの初期の傑作だが、1883年~1885年ごろに建設された後、約130年間は個人の邸宅だったので、中を見ることができなかった。

2014年に、モラバンクという銀行が買取り、一般公開に向け修復が始まり、2017年11月に公開になったのだ。当初、2016年公開などの情報が出ていたが、延期が続いたようだ。

↑こういったガウディならではの繊細な装飾が随所にあるのだろう。修復に、時間がかかったのも頷ける。

↑カサ・ビセンスの公式ツイッターには、内部の写真も少しあげられている。

↑なにやらスゴイ!修復の様子だ。

マリーゴールド柄の綺麗なタイルが使われている。スペインのタイルはお土産としても人気!

外観はムデハル洋式の影響を受けている。ムデハル洋式とは、イスラム教の建築様式とキリスト教の建築様式が融合したスタイル。朱色が使われていて、どこかオリエンタルな雰囲気があるのは、そのせいか。

カタルーニャ独立問題の混乱で、観光客が減少していただけに、カサ・ビセンス公開は期待されているようだ。

参照元:Twitter、Wikipedia12National Geographic España

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福井よしお

1977年生まれ。魚をキレイに食べます。趣味は育毛。ばかばかしいニュースから、為になるニュースまで、基本軽いタッチでお届け致します。

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