私の奇妙な中毒は？
アメリカのケーブルテレビチャンネル“TLC”で毎週水曜日に放送されている番組『My Strange Addition(私の奇妙な中毒）』
ここに登場したキナと名乗るアメリカ人女性は毎日“トイレットペーパー”を食べずにはいられない、『トイレットペーパー中毒者』である。彼女は1日に最高4ロールを食べるという。
番組内で、彼女はこの“トイレットペーパーへの異常な愛情”について雄弁に語った。
Nothing like a crisp, melty piece of toilet paper? Kinah eats up to four rolls a day! Hear her story on #MyStrangeAddiction: Still Addicted Wednesdays at 10/9c. pic.twitter.com/dxn54LCf2z
— TLC Network (@TLC) July 18, 2023
ダブルよりシングルが好みよ！
キナさんは、一日の始まりからトイレットペーパーを食べていると明かした。1日に食べるトイレットペーパーはざっと“4ロール”。
仕事場、車の中、ネイルサロン・・・、どこに行っても一日中大好きなトイレットペーパーを水を飲むかのように食べているという。
TLCによると、キナは過去20年間で6,350キロ分ものトイレットペーパーを消費した。トイレットペーパーのコストとしては、年間2700ドル(約38万円)かかっているそうだ。
しかし、キナさんこの習慣にはとても価値があると思っているという。
「トイレットペーパーを食べた後の気分は、感謝祭の後好きなものを食べ尽くして、ソファに座ってくつろいでいるような、そんな感じ」
と彼女は動画の中で解説している。
「トイレットペーパーはカロリーゼロだし、二日酔いにもならないしね」
ご承知のとおり、トイレットペーパーにはシングルとダブルの違いがある。彼女はシングルの方がお好みだ。トイレットペーパーを裂く必要がなくストレスがない、消化しやすいという2点から現在はシングル一本槍だそう。
しかし、キナさんの周りのすべての人が彼女のこの異常な習慣を支持しているわけではない。
番組内で彼女の元婚約者は、「トイレットペーパーは人間が食べるものじゃない。体内で分解されないし、あんなの気持ち悪いよ」と語っている。
Twitter等SNSのコメントでも「本当にカロリーゼロなのか？ 」「やらせっぽい 」「彼女は長生きしたくないのかね」「食物繊維が摂れたりするのかしら？」「ホットソースを加えたらいけるかもしれない・・・ 」などと少々うがった見方が大半を占めている。
しかし、キナさんはそんな周りの声は全く気にしてはいないようだ。番組内で彼女はこう語った。
『私がトイレットペーパーを食べているのを見ると変な目で見られる。スマホで私を録画しようとする人もいる。でも私は全然気にしない』
『誰にでも変なことはあるし、私の場合はそれがトイレットペーパーだったってだけの事よ』
しかしながらこのキナさんは、貧血やストレスなどによって栄養価のない食品以外のものを過剰に摂取してしまう病気、“異食症”の一種だと思われる。
当サイトedamame.でも、ガラスを食い続ける男、お腹に7キロの金属を貯めた男、約90cmのiPhoneケーブルを飲み込んだ女性、石鹸を舐めて食レポするインドネシアの奥様等、世界中沢山の類似例をご報告させて頂いている。当たり前だがトイレットペーパーには食用のものなどない。映像を見て決してマネはなさらないよう。
参照元：perthnow.com、twitter
