露出部分が多すぎる…?
キャビンアテンダントの制服といえば、多くの人がスタイリッシュなものを想像するのではないだろうか?
しかし、そのスタイリッシュさがマレーシアで問題視されている。
エアアジアとファイアーフライという航空会社のキャビンアテンダントの制服の”露出部分が多すぎる”として、マレーシアのある議員が指摘し、話題になった。
Mayap a abak pu! We're now here at Clark International Airport for the inaugural flight of Philippines AirAsia's newest route Clark to Davao pic.twitter.com/vaeD6VRxec
— AirAsiaFilipino (@AirAsiaFilipino) 2017年4月23日
↑こちらがエアアジアの制服。
↑こちらはファイアーフライの制服。
正直筆者としては、どちらもそこまで露出が多いとは思わないが…
露出度を指摘した議員によると、両社の制服は国教であるイスラム教を考慮にいれていない制服だという。イスラム教では、女性の過度な露出はタブー視されている。
でもマリンドエアはOK
しかし、なにも全ての会社のキャビンアテンダントの制服を規制しようとしているわけではない。マリンドエアという航空会社の制服は問題がないと考えている。
WE ARE HIRING! If you have a passion for aviation, come join us and be part of our growing family! pic.twitter.com/oMyfqavGfe
— Malindo Air (@malindoair) 2017年3月22日
こちらがマリンドエアの制服。体のラインは出ているものの、「繊細な部分」が覆われているため問題ないらしい。「繊細な部分」って何だよ…
制服の見た目の違いは、エアアジアとファイヤーフライはひざ上丈、マリンドエアは足全体が隠れるくらいの丈のスカートをはいているということくらいだろうか。でも、エアアジアもファイヤーフライも黒のタイツをはいており、やはり過度に露出されているという印象は受けない。神経質すぎるような気がするが…
賛否両論
「自分達がいつも使っている航空会社を見直すきっかけになる。」という声もあれば、「国はもっと改善するべきところがあるでしょ。」「(エアアジアやファイヤーフライは)マレーシア国内だけでフライトしているわけじゃない。」という声もあった。
マレーシア国内の詳しい事情はわからないし、国民性もわからないのでこれ以上言及するのはやめておこう。ただ、これからどうなるのかは少し気になるところだ。