格闘技を愛する元グラマー・モデル
イングランド中部サウス・ヨークシャー のバーンズリーに住むソフィー・ラリッサ・ワイスさん(30歳)はレスリング、ボクシング、ブラジリアン柔術の愛好家である。
元グラマー・モデルの彼女は現在、自宅のリビングにリングをしつらえ、そこで世界中から訪れてきた男たちと戦うことを生業としている。
金を払う男たちを床にねじ伏せ、タップするまで首を絞め、さらには股間にパンチを食らわせる。彼女はそんな生活を4年間続けている。
その少々異常なキャリアに懐疑的な人も多いが、彼女の周囲の人たちは彼女を応援しているという。
『デイリー・スター』紙の取材に対し、彼女はこう語っている。
”私は生活のために男性を殴るの。彼らは私にレスリングの技で支配されることを望み、顔にパンチを浴びせられるにやってくる”
ある男性はマドリードから飛行機で彼女に殴られるためにやってきた。料金は1時間500ポンド(約8万円)。スペイン人男性は2時間もこのリング上で過ごしたそうだ。
彼女の父親は、彼女のこの生業を全面的に支持しており、エジプトで休暇中に人々にこう自慢していたという。
「うちの娘は生活のために男を投げ飛ばすんだ」
モデルが格闘技にのめりこんだ末
ソフィーさんは19歳でグラマーモデルを始めたが、ビジュアルを気にし過ぎるあまり摂食障害に陥ってしまった。その時、ボディービルダーである父の影響でフィットネスと格闘技を始め、次第にのめり込んでいった。
ソフィーさんのクライアントは、ほとんどが40歳以上。いわゆる”中年の危機”に瀕している人も多いという。既婚者でこっそりやっている人もいれば、独身男性もいるという。
彼女は会員制サイト”OnlyFans”だけで月に11,000ポンド(約176万円)を稼いでいるという。普段は自宅のリビングルームで世界中からやってきた男達を迎えるが、要望に応じてロンドンやバーミンガムに出向き、リングがあるスペースをレンタルして出張試合もこなしている。
危険極まりないように思えるこの生業だが、彼女が行き過ぎて誰かを傷つけてしまったことはない。
しかし、一回だけ”金玉を蹴ってほしい”という顧客の要望に応えたことがあり、その結果
「ズボンの上からでもわかるくらいに金玉が大きく腫れちゃって・・。彼はまだ治っていない…もう4ヶ月になる」
という事はあった。
自分の顧客たちは、女性に支配されることに性的快感を覚えるある種の「フェチ」だと彼女は考えている。
批判されることも多いが、ソフィーは自分の稼ぎ方に満足している。将来的にはもっと大きな需要がありそうなアメリカに行きたいと考えているという。
”私は楽しんでいます。このフィットネスが好きなの。それに、自分の技量を試すのも好きなんです”
見知らぬ人を家に招き入れるのは「リスクが高い」と認めつつも、「まだ一度も面倒なことに遭遇したことはない」という。
OnlyFansで生業を得る人々
ソフィーさんが活用している会員制パトロンサービス”OnlyFans(オンリーファンズ)”はイギリスのロンドンに拠点を置くソーシャルメディアサービス。アダルトエンターテインメント関連で人気を博しているが、フィットネスや独立系ミュージシャンなどのクリエイターも多く利用し新たな働き方として活用している人も多く出始めている。
玉石混交のクリエイターたちの中で、人より頭一つぬけて稼ぐためには人とは違ったフェチを突くのが重要なようだ。
当サイトedamame.でも過去、犬ごっこで月数百万円!?、元警察官が会員制サイトで人気となり約2億円をボロ儲け!、“激しく曲がる親指”の写真だけで1万3千ドル(約175万円)稼いだ、等々のいろんなニッチまたはフェチをついた人々の例をご報告させていただいている。
時代は移り変わり、今までの職業観念を超え、自らの生業を作り出す人が世界中で増えてきているようだ。
このソフィーさんのハードなサービスも、たまらない人には激しく刺さっている模様だ。日々体を鍛え、世界中にいるニッチな性癖の男性の需要を満たす・・。彼女の生業は景気の波にもまれることなく今後も安泰だろう。